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『空、はてしない青』著者が描く圧倒的衝撃作
もう愛し合えないのか?
パリを代表する舞台俳優として、人生の絶頂にいたフランソワ。しかし、交通事故が日常を永遠に変えてしまった。下半身不随ーー。リハビリを始めるも思い通りにならない肉体と周囲の視線に怒りを抑えられなくなってしまう。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人、エレオノール。彼女もまた運命に翻弄された1人だった。未来のすべてをなげうち変わらぬ愛を捧げようとするが、介護という過酷な現実を前にうちひしがれていく。
絶望の淵で、孤独の闇の中で、「愛」は力をもつのだろうか?
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Posted by ブクログ
不倫相手と一緒に暮らすことになる直前に事故に遭い下半身付随となってしまう舞台俳優の話。
翻訳小説は登場人物が分からなくなったり文化的背景を理解するのに時間がかかったりで苦手なのだが、登場人物が限られているのですぐに覚えられるし国を問わない題材なのでどんどん引き込まれた!
妻と離婚協議中で引っ越しを目前にしての事故なものだから引っ越しやらお金周りやらを全部1人で背負うことになる不倫相手(エレオノール)が可哀想すぎる。2人が夫婦なら力を合わせて乗り越えられるかもしれないし、遊び相手なら逃げることもできるだろうに、恋愛の最高潮の時期なのでタイミングが悪すぎてどちらにも振れないのが悲しい。
下半身付随の人は性行為ができるのか?というところにも踏み込んでいて下巻の展開も気になる。
Posted by ブクログ
イザベルと結婚しているフランソワがエレオノールと浮気をしている。ある日、フランソワが事故に遭い下半身不随になる。フランソワとエレオノールがこの悲惨な境遇を2人で乗り越えていくという話。
上巻はパリからアジサイ苑に引っ越したあたりまで。
最初はフランソワが事故で下半身不随になったことよりも浮気の話で不愉快な気分になった。だが、エレオノールとフランソワの視点が交互になって物語が進んでいくことで、事故後の2人の辛さや苦しさに共感し、気持ちのすれ違いによるもどかしさに身悶え、2人が良い方向に進むことを願うようになった。下巻ではどうなるのか。
イザベルがかっこいい。主役の2人よりも推しだ。
Posted by ブクログ
ダ・コスタ、池田理代子「ベルばら」以来のフランスブーム到来中w
24歳のエレオノール(レオ)、と42歳の舞台役者・フランソワの年の差カップル。
それぞれのモノローグが交互に現れ、物語は進む。
始まりは衝撃。
レオはジムを出たところで、フランソワの事故の一報を知る。
病院へ駆けつけても、彼女はフランソと法的な関係ではない。
枕元へたたずむのは、妻のイザ。
フランソワはスクーターに乗っていて、バスにはねられ、
下半身不随となる。もう歩くことも出来ない・・・
その状況でも、レオはひたすらに、フランソワの元へ通い続ける・・・
邦訳第一作の『空、はてしない青』も、若年性アルツハイマーの男性という
重い設定だったが、こちらも重い。
ただ正直、レオとフランソワの関係は、いわゆる不倫関係。
レオが辛かろうが、フランソワを愛そうと献身しても、共感できない。
それどころか、あなたは24歳・・・良いんですか?
と、ずっと問いかけてしまう。
レオに反感を抱く妻イザベルの方が、よっぽど共感できる。
二人の心のすれ違いも痴話げんかに思えてしまう。
・・・ということで、上巻は今ひとつ。
それでも★4にしたのは、重い競っていながら、読むことを止められない、
その点に尽きる。共感できなくても読ませる、すごい!
そして、フランス・パリやその郊外の描写にが魅力的。
子どもの頃、昭和の時代、児童書から英国やアメリカの雰囲気を感じ取った
あの気分。
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