あらすじ
加熱しただけで薄味、付け合せがいつも同じ……食事がイマイチといわれがちなイギリス。著者夫妻も、英国人の料理への情熱のなさを感じつつ、古都の風情が残るエジンバラ、ネッシーで有名なネス湖、活気に満ちた首都ロンドンなどをしみじみ、ゆったり堪能する。そして、ついに意外な食の楽しみに辿り着く!? かつて栄華を極めたイギリスの歴史や食の理解を深められ、旅行ガイドにもなるお得な一冊。電子版は写真をオールカラーで収録!
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Posted by ブクログ
清水先生のイギリス旅行記。イギリス料理はまずいと言われるが、塩ふって食べれば美味しいよ、と書いてある。テキトーだなぁ。とかいいつつ、似たような料理ばかりともこぼしている。
エジンバラ スコットランドの都市。サハリンと同じ緯度なので、5月なのにコートがいる。黒っぽい石造りの家に、部屋ごとに煙突がある。ホリルードハウス宮殿はメアリースチュアートも暮らした宮殿。隣にスコットランド国会議事堂がある。
エジンバラ城はキャッスル・ロックという要塞の上に築かれた砦で中にはたくさんの建物がある。兵舎、病院、戦争博物館、牢獄など。礼拝堂もある。カールトン・ヒルという110mの丘からはエジンバラが一望できる。
スコットランドの人口が一番多いのはグラスゴー。エジンバラは2番目。
セント・アンドリュースとブレア城 かつておよそ35キロの城壁に囲われていた。セント・アンドリュース大聖堂は荒涼たる廃墟になっている。16世紀の宗教改革(ヘンリー8世の離婚)で破壊された。旧石器時代にはイギリスはヨーロッパと陸続きだった。
インヴァネスとスペイサイド スペイサイドはウィスキーの聖地でたくさんの醸造所がある。5月にはウィスキー祭りをやっている。
コーダー城はマクベスのお城。近くでカローデンの古戦場をみる。
ネス湖からローランド湖 インヴァネスからフォート・ウィリアムまでは二億年前の地殻変動でてきた大断層。ネス湖はすっかり観光モード。ネス湖の畔のアーカート城はほぼ廃墟。
カレドニアン運河はネス湖、オイッヒ湖、ロッヒー湖、リニー湖の4つの湖を結ぶ。高低差が激しいので28個の閘門が設けられているが、今は流通に使われていない。
フォート・ウィリアムは夏のリゾート地。
グラスゴーとハドリアヌスの長城 グラスゴー大聖堂をみる。ジョージ広場には広島長崎の慰霊碑があった。グラスゴーの建物は赤砂岩で建てられたものが多い。ゴミの分別もとても細かい。
ハドリアヌスの長城はカーライルからウォールズエンドまで117キロの石積みの壁。世界文化遺産に登録されている。ローマの統治を顕示する目的で建設された。
湖水地方の自然と美 湖水地方とはイングランド北西部に位置するカンブリア州にある。英国最大の国立公園。氷河期の終わりに氷河に削られてできた地形。ピーターラビットの作者が印税で買った小さな農場がある。
ハワースからヨークへ ハワースはブロンテ姉妹の住んでいたところ。北イングランドのほぼ真ん中。蒸気機関車が現役で働いている。
ヨークには城壁があり、四つの主要な門がある。ローマ時代にあった門の跡地。
チェスターとストラトフォード・アポン・エイヴォン チェスターの語源は「カストラ」で砦や陣地を指すラテン語。ローマが要塞を築いたのが街の始まり。ディー川の水運を利用した通商都市として栄えた。チェスターの港の底に土砂がたまって港としての機能が衰え、かわりに北にあるリヴァプールが発展繁栄。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンはエイヴォン川の上のストラトフォードという意味で、シェークスピアが生まれ育ったところ。というわけでシェークスピアづくしの観光になる。シェークスピアの生家、妻の生家、孫の住んでた家、娘の家などを見る。
コッツウォルズの田舎風景 コッツウォルズには昔のままの風景を保った小さな村々が散らばっている。特別自然美観地域に指定されて多くの観光客を楽しませている。
バースとストーン・ヘンジ バースは街全体が世界遺産に登録されていて、ローマの公衆浴場跡がある。ローマ軍が全面撤退すると荒れ果ててしまった。18世紀初めに再開発される。
ストーンヘンジは世界遺産。近づけないようにロープが張ってある。ストーンヘンジは紀元前3000年ごろ外側の環状の堀と土塁から作られ始め、紀元前2000年ごろ花崗岩で内部の環状列石が造られた。250キロも離れたウェールズ南部から運ばれた岩だ。紀元前1500年ごろ横石が乗せられ、トリリトンという2つの縦石に1つの横石を渡したものが造られた。ガイドブックには神殿として建てられたと書いてある。
オクスフォードとウィンザー城 オクスフォードは大学の隙間に街がある感じ。ウィンザー城はオクスフォードからバスで1時間くらい。ウィンザー城で見学できるのは、ステート・アパーツメンツ、メアリー王妃の人形館、聖ジョージ教会の3ヶ所。
ロンドン セント・ポール大寺院はドイツ軍の空襲から幸い免れてほぼ無傷で残った。バッキンガム宮殿では衛兵交替式をみる。すごい人。キングス・クロス駅でハリーポッターのカートと写真を撮る。大英博物館へ。
Posted by ブクログ
「清水義範」による旅エッセイ『夫婦で行く意外とおいしいイギリス』を読みました。
『ifの幕末』に続き「清水義範」作品です。
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加熱しただけで薄味、付き合せがいつも同じ…食事がイマイチといわれがちなイギリス。
著者夫妻も、英国人の料理への情熱のなさを感じつつ、古都の風情が残るエジンバラ、ネッシーで有名なネス湖、活気に満ちた首都ロンドンなどをしみじみ、ゆったり堪能する。
そして、ついに意外な食の楽しみに辿り着く!?
かつて栄華を極めたイギリスの歴史や食の理解を深められ、旅行ガイドにもなるお得な一冊。
(解説/「井形慶子」)
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14日間の団体旅行での英国ツアーでのエピソードを記録した作品… 旅行記にしては珍しいスタイルですね、、、
本作品を読んでいる期間は心身ともに慌ただしい時期だったこともあり… 中身をじっくり理解できず、字面を追い、ページを捲っただけの部分もあり、やや消化不良の面もありましたね。
■第一章 エジンバラ
―古都のシックな味わい
■第二章 セント・アンドリューズとブレア城
―ローランドからハイランドへ
■第三章 インヴァネスとスペイサイド
―モルト・ウイスキーはスコットランドの花
■第四章 ネス湖からローモンド湖へ
―ネッシーの湖、妖精たちの湖
■第五章 グラスゴーとハドリアヌスの長城
―マッキントッシュの建築と駆け落ち婚の村
■第六章 湖水地方の自然と美
―ウィンダミア湖からピーター・ラビットとワーズワースの家へ
■第七章 ハワースからヨークへ
―ブロンテ姉妹の家と城壁のある街
■第八章 チェスターとストラトフォード・アポン・エイヴォン―ハーフティンバ
ー様式を見て、シェイクスピアの街へ
■第九章 コッツウォルズの田園風景
―昔のままの田舎の村が美しい
■第十章 バースとストーンヘンジ
―ローマ時代の残像と先史時代の奇観
■第十一章 オックスフォードとウィンザー城
―学問のための街と、宮殿で華やかな街
■第十二章 ロンドン
―新旧入り混じった活気に満ちた首都
■解説 井形慶子
旅の始まりはスコットランドのエジンバラ、そこから、インヴァネスへ一度北上し、その後は、反転して南下… 湖水地方やストーンヘンジ等を経由しつつロンドンに向かう旅、、、
不味いと言われる、ハギスやローストターキー、ヨークシャープディングなどのイギリス料理をレポートしつつ、それぞれの地域の地理や歴史を解説してもらうような展開… 下味がついていないというか、塩がきいていないことが原因なんですかね。
個人的には、料理のことよりも、征服や侵略、襲撃、破壊、略奪、虐殺等の争いが続いた歴史の方が印象に残りましたね… 日本と同じ島国ですが、その歴史は大きく異なるんですねぇ、、、
料理の方は、パブでビールとフィッシュ・アンド・チップス、あとはアフタヌーン・ティーを愉しむくらいの方がイイ感じがします… あとは、ちょっと不安ですね、住んでりゃ慣れるのかもしれませんけどね。
Posted by ブクログ
イギリス関連本にはまっており、立て続けに読んでいるが、この本もなかなかおもしろかった。奥さんと一緒の旅エッセイで興味深い。タイトルにおいしいとある通り、旅行中の食事について、どんなものを食べどんな印象を持ったか書かれている。それに加え、旅行中のあらゆることが述べられている。そして、訪問地にまつわる歴史についてまとめて書かれているのだが、それがすごく秀逸だと思った。これは好き嫌い別れるかもしれないが私にはとても興味深く読めた。しかし解説は例の井形慶子さんで、自分のことばかり書いていることには興ざめだった。
Posted by ブクログ
写真あり、コンパクトな歴史著述がある旅行記。無味感想なガイドブックに食傷気味な人には、ピッタリ!
定着したイギリス料理のモノ足りない味の体験談を見て、やはりフィッシュ&チップスしかないのかと思う。
旅行行程は、イギリスの見どころを全て回るツアーは、働いている間は、無理だろう。しかし、独特な文化を体験するために、いつかは行ってみたいなぁイギリスと思う作品。
1つお願いしたかったのは、サビルロードでスーツを仕立て、その体験談が欲しかったというのは、リーマンのヒガミになるのかな。
国家の問題だと思うのですが、旅行者が、イギリス以外のワインを飲まざるをえない物価の高さを、何とかすべきでは?、と思うのは、ワイン好きな私だけ?