【感想・ネタバレ】銃口 上のレビュー

あらすじ

「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、タコ部屋の朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる――。戦争に突入する昭和10年代の事件と世相を背景に、青年教師の愛と苦悩を描いた感動大作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は素晴らしい教師との出会い。教師になることの素晴らしさを知り、教師になって婚約者もでき、ハッピーな予感、という感じ。
後半は戦争真っ只中の中、人々が亡くなる様子が書かれていて戦争なんて2度と繰り返して欲しくないなと思った。
戦争って人も物も感情も何もかもを奪っていき、残るものんて無いんだよな。

自分がどんな状況に置かれても、自分の信念だけは貫き、大切な人を守れる自分でいようと強く思った。

すごーーーーく読み応えのある素晴らしい本でした。

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2022年02月26日

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