【感想・ネタバレ】朝30分の掃除から儲かる会社に変わるのレビュー

あらすじ

武蔵野社長小山昇が創業以来30年間やり続けている武蔵野の文化!朝30分のペチャクチャ掃除。落ちこぼれ集団の同社が日本IBMと日本経営品質賞を受賞した秘密はココにあった。儲かる会社になった27社の事例が満載!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

朝30分の掃除により、業績を改善させた武蔵野の社長が書いた本。
同社は、この清掃のことを「環境整備」と読んでいるが、その言葉は決して大げさではないと分かる。
この朝の掃除こそが社員教育であり、社長の本気度を伝えるコンテンツであるとしているのだ。
社長は、経営実践塾というのを開いており、全国から武蔵野の手法を学ぶべく、多くの経営幹部が訪れるという。また、社内見学会の申し込みが絶えないとか。
新聞紙1枚のゾーンを徹底的に掃除するや、必ず全員参加、社長も必ずやる、就業時間中にやらなければ本気度は伝わらないなど実践しているからこそ、書かれている内容に迫力がある。
評価制度をキチンとしようと思ったら、こういった掃除から始めないと意味がないようだ。
同社は、マネ・パクリを励行。全社員に、その精神を伝え、次々と他社から新しいネタを仕入れてきて、成長へのエンジンにしているという。
社長の精神や異端児のほどが伝わる一冊である。

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2012年03月18日

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