30歳独身男。香川出身で東京在住。実家はうどん屋で、現職はウェブデザイナー。
出身や境遇は違えど、主人公の宗太のように、都会に憧れて、上京して早数年なんて人は、星の数ほどいるんじゃないかと思う。実家近くのスーパーで、子連れの同級生に偶然出会ったりして、いろいろと考えさせられるなんてこともよくある話だ。
自分と重なる部分も多く、親近感を感じずにはいられない本作は、親の葬式を済ませて、空の実家に戻ってきた宗太が、うどん釜の中で眠りこける不思議な子どもと出会ったことで、何も無いと思っていたはずの故郷で、何かを見つける心温まるストーリー。
しかも、宗太が出会ったのは、うどんとかえるが大好きで、耳としっぽがある男の子っていう…!?この冬、ほんわかした2人の日常を温かく見守ってみてはいかがでしょうか?(書店員・新星)
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匿名 2023年03月07日
宗太の周りが少し騒がしくなてきました。
東京での暮らしはよっぽど味気がなかったのかと思えば、それなりにクセはあるけどいい人たちと仕事してたんですね。
Posted by ブクログ 2016年10月04日
色んな人が徐々に関わってくるの~♪
次巻も期待される展開。主人公は色々と気をもむので大変なんだろうな。(他人事すぎる…しかしこのスタンスで正解な気が)
ちなみに…うどんにはネギ、ワカメ、ちくわの磯部が自分の今のベスト面子。
Posted by ブクログ 2013年12月20日
今の仕事を辞めても、故郷に帰って続けることが出来るというのは、現代ならではだけど、現代と狸の子供が人に化けてというのが、ミスマッチなのに馴染んでいるのは絵柄のせいか、香川という土地のおかげか。ほのぼのするなぁ