【感想・ネタバレ】コロヨシ!!のレビュー

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Posted by ブクログ

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再読。こうみえてスポーツ青春小説。なんだけどそこはさすが三崎さん。作り出す架空の世界は他の作品とかすかにつながりながら、架空のスポーツまで作り出してしまった。とにかくこのスポーツが本当によく練られていて、現実にはあり得ない多様さと複雑さなのに、あってほしいと願わずにいられないほど魅力的。登場人物のキャラもスポーツ小説らしくマンガちっくに作りこまれていて面白い。『武士道シックスティーン』の解説を書いた金原瑞人さんがまたもや解説書いてます。

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2015年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに三崎亜記の本が文庫にあるのを見て購入。内容は全く知らず。。
あの人の相変わらずの、「現代社会から少し軸をずらしたパラレルワールド」が健在で、とても面白かった!!
続編なのか、続編があるのかもさっぱりわからずに終わってしまってかなり混乱してるところで、検索したらやはり続編が!…いや、梨奈とか日登美さんとの関係を思うと、前作があってもおかしくなさそうだけどね?
現代社会の概念にとらわれてると思いつけないような発想が新鮮で、読むのが好きな作家です。今回のテーマは掃除!まったく、よく掃除からここまでストーリー作れるもんだ。。
ところで、ところどころの設定に読み覚えがあるような気がしたのはなぜか。どこかで読んだことがあるのか?その疑問だけが払拭できなくて、すごくもやもやする。。
続編がもうすぐ単行本発売ということで、ちょっとそわそわしてしまう。。文庫化は遅いだろうしなぁ…!

(2012/01/28)


前は世界観のみでかなりの評価ですが、それを知った上で再読すると、三崎さん独特の文体が、目につく。。
すごく客観的なのか、それとも主人公の目線なのかが限りなく溶け合った地の文。
正直、これだけ取り上げると私的には三崎さんの文は多少苦手な部類に入る。
でもそれを凌駕してしまうくらい、世界観の構成の仕方が好きだ。
文体が好きなわけでなく気に入りの作家って、そう言われれば私の中では珍しいのかもしれない。。

(2012/11/25)

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2012年11月26日

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ネタバレ

仮想スポーツ「掃除」をテーマとした
意外と展開は王道な青春スポ魂小説。

掃除というスポーツだけがフィクションで
あとは現代の学校が舞台かと思いきや、
歴史や国自体もどうやら現実とはことなる世界観のよう。
舞台である国は果たして「日本」と呼ばれているのか。
「居留地」「西域」といった独特の歴史を辿っ
国の文化の描写も面白い。

映像化したらカッコいいだろうな。
少年漫画でも張り合える緊張感。

伏線だらけで謎が多いのはもどかしい。

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2013年04月15日

Posted by ブクログ

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漫画またはアニメのノベライズのようであり、漫画・アニメ等での映像化もみてみたい作品。残念なのは最終章。締めが打ち切りとなった漫画みたい。

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2016年12月03日

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架空のスポーツ「掃除」に情熱を傾ける男子高校生の物語です。

現実にはありえないものをあるように思わせるのが作者の持ち味ですが、中短編では控え目なこの表現力を全開にしたらこうなるのかと、面白く読ませてもらいました。

内容としては青春小説の王道を踏まえ、多分にライトノベル的・少年誌的であり、その手の話に慣れている人間にはとっつきやすかったと思います。

ただ中盤以降の「修行」時代は、どこを目指しているのか分かりにくかったり、顧問の筋書き通りに動く展開が繰り返されたりで、やや間延びしてしまった感もあります。

その点は作者がこのジャンルをまだモノにできていないことが原因なようで、今後に期待というところでしょうか。

青春時代における制約の形として統治機構が出てくるのがいかにも作者らしいですが、不自由を強いる「体制」との対峙は、大人の読者でもドキッとさせられるものがありました。

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2016年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

架空の競技「掃除」をめぐるお話。
設定が面白いんだけど、エピソード過多で世界観にのめり込めず、長く感じた。
この世界にハマれば楽しかったんだろうなー。
途中で読むのに飽きて、中断してしまったのもハマらなかった要因かな。

うまく映像になれば面白いだろうなと思いました。
実際にみてみたい!

しゃべり方の特徴とか、いやらしくなく表現されてたのは読みやすくて頭のなかでキャラが立体的になり、よかった。

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2013年01月04日

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