【感想・ネタバレ】青春の門 第五部 望郷篇 【五木寛之ノベリスク】のレビュー

あらすじ

屈辱感にさいなまれながら、なつかしい筑豊に帰った信介。だが、そこに待っていたのは塙組の没落と、恩人竜五郎の死だった。いまや故郷との縁(えにし)は切れた。さらば筑豊、さらば香春岳(かわらだけ)……。孤独だが、自由の身となった信介は、ふたたび新しい旅に……。青春の苦悩と息遣いを描く大河ロマン。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 織江は高見沢タエの芸名で歌手の道を。信介はアルバイト、読書、ボクシング、遊び、政治活動・・・。塙竜五郎重傷の新聞を読み、急遽福岡の飯塚に。故郷田川の空気も。竜五郎は没し、東京に。信介と織江は時々出会うが、川筋で育った男と女、すっきり伴侶にとはいかず、会ったり離れたり。信介は林三郎という実業家の車にはねられて入院という事故をきっかけに、林三郎宅に住み込みで仕事を助けるという新たな展開に。五木寛之「青春の門 第五部 望郷篇」、1990.2発行、583頁。

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2023年09月03日

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