【感想・ネタバレ】死ぬことと見つけたり(下)のレビュー

あらすじ

鍋島藩に崩壊の兆しあり。藩主勝茂が孫の光茂を嫡子としたためだ。藩内に燻る不満を抑え切るには、光茂では器量が小さすぎた。老中松平信綱は、不満分子と結び、鍋島藩解体を画策する。信綱の陰謀を未然に潰そうと暗躍する杢之助たち。勝茂は死に際し、佐賀鍋島藩存続のため信綱の弱みを掴め、と最期の望みを託した! 男の死に方を問う葉隠武士道をロマンとして甦らせた時代長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻は2年前に。しばらく放置していた下巻は今、読むべくして読んだのかも。

苦手な時代物だったけど、これは夢中で読破!
ただし作者の死によって未完に。そういえば…と。最後まで忘れてた。泣いた。

編集部に遺されたシノプシスがせめてもの救い。でもやっぱり完成品を読みたかったなぁ。

杢之助、萬右衛門、求馬。
潔すぎる三人の死人がかっこいい。

あと、ここにきて静香が武士で乙女なのがとても可愛くて癒し要員キターと思いきや、いきなり男と果たし合い殺人切腹フラグ立ててしまったので全然癒されずハラハラした(笑)

数馬や熊之助との話ももっと見たかったな~。二世組は可愛い。

0
2012年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

光茂にイライラする為、上巻の方がスッキリ読めた。

それにしても未完だったとは…
続きが気になってしょうがない。
先生の他の作品や司馬遼太郎なども読んでみようかな。
しばらくは漢の時代小説でも読んでみます。

七光りの光茂との吉原喧嘩
男二人の生き様が武士。
これ以上は言葉にすると陳腐なので辞めときます。

0
2024年01月29日

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