あらすじ
世界一わかりやすい会計学。決算書を読みこなすために必要な知識はたった5つでいい! 20年に及ぶセミナー講師の経験が生み出した秘訣を惜しみなく大公開。最後まで読み通せ、理解できることを保証します。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
短時間で読めて、決算書の読み方の基本が掴めました。大学生や若い社会人に読んでもらいたいのはもちろん、決算書類に苦手意識のある全ての方にお勧めします。
ここだけを読め。
ほんまにタイトル通り、そこだけ読めば良いというポイントとその理由が分かりやすく書いてます。
忙しいビジネスパーソンで概要だけを掴みたい人や就活の人が興味を持った会社の決算書をさらっと読むやり方は参考になると思いました。
Posted by ブクログ
これは素晴らしかった。決算書の本もいくつか読んだけど、現時点ではこれが最高かも。そうそう、それを仕事にするのでなければ、読めさえすれば、別に自分で作れなくても良いんだよね。当たり前のようで、ちょっと目からウロコ。というわけで本書は、徹頭徹尾、最低限抑えるべきを説く。些末なことにはこだわるな、と。色んな場所で経験されることだけど、飛ばしても良い箇所がわかると、途端に問題解決が近くなる。本書はその典型。そして、本書で挙げられているそれぞれの注目事項とは、すなわち四季報に盛り込まれた内容に該当するってことが判明し、じゃあ決算書は無くても四季報でいいじゃん、って思えてしまえたのでした。
Posted by ブクログ
決算書の核心部分のみ絞って説明。初心者にもわかりやすい。
T字の試算表は貸方(負債、資本、収益)、借方(資産、費用)で構成。上下に切り離され、貸借対照表、損益計算書となる。
会社のサポータは債権者、株主、顧客それぞれ負債、資本、収益に対応する。
売上高営業利益率は収益力を評価する上で有益。
決算書は同業種、事業年度間で比較して読む。
駅前留学N社の例。負債に巨額の駅前留学サービス収入(前受金)。仕事により返済する性格の負債。負債と収益が顧客となる特殊構造。
Posted by ブクログ
「事件は帳簿で起こっている」を読んで同じ著者のこの本を読んだ。
内容に変わりはないが、こちらは解説主体なので勉強項目がたくさんあり、順序立てて勉強できます。
Posted by ブクログ
会社の組合の班長になるのを切欠に、読みました。
ポイントがおさえてあり、実在の優良企業・破綻した企業の実際の決算書を使ってあって、非常にわかりやすく、面白かった。
退屈せずに最後まで一気に読めてしまいました。
これから株などを考えてる方は必読かも?
Posted by ブクログ
続編のキャッシュ・フロー編が非常に分かりやすかったので、こちらも手に取る。本書は損益計算書と貸借対照表がテーマ。試算表を上下に切り分けるという画期的な方法で始まる。キャッシュ・フロー編同様、大事なポイントのみを捉えてごくごく簡単に解説。終章例示の企業はアルファベットで提示されているが、普通の社会人であれば誰でもピンと来る企業。ドラマティックな展開に感動もの。各企業の有価証券報告を見るのが俄然楽しみになってきた。
Posted by ブクログ
これはすばらしい!とにかく解る。一から解る。
個人的な感想として、本書を読んだ後に『12歳でもわかる決算書の読み方』で可視化して、『財務3表一体ソフト「図解の達人」』で分析していけば、投資のひとつの分析ツールとして最高だと思う。
非常にいい本に出会えた。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
むずかしいことは、わからなくたっていい!
人気セミナーの講師が、資産・費用・負債・資本・収益をすばやく読みとるメソッドを伝授する。
[ 目次 ]
序章 決算書はむずかしくない
第1章 決算書よりも先に知っておくべき書類がある
第2章 切り離される試算表
第3章 細部まで読む必要のない貸借対照表
第4章 会社の業績をざっと見る
第5章 損益計算書で大切な五つの項目
第6章 データは比較しないとおもしろくない
第7章 経営に失敗した会社の決算書を読む
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
ビジネスマンに最低限必要な決算書の知識、読み方が分かりやすく押さえられています。1日で読める量で、ここまで分かりやすい良書はあまり無いです。会計・経理以外の職種でお勤めな方にはおススメです。
Posted by ブクログ
決算書は「負債、資本、収益、資産、費用の5項目だけ」。
「決算書を読むのに書く知識はいらない。」という事が事例と共に分かりやすく書いてあり読み易い。
とりあえず公開されている決算書を読んでみよう。。
Posted by ブクログ
起業に向けて会計についての本をいくつか読んでいる。
元々数字に弱い方なので正直難解なものだなぁと思っていた。
だが、本書を読んで初めて腑に落ちた。
目から鱗という表現がぴったり。
今のところ、本書がが群を抜いて分かりやすい。
筆者の主張は明快で、
「決算書を読める事と、決算書を作れる事は違うから、
決算書を作る為の知識は必要ない。」
というコンセプトで、決算書を「読む」為のスキルを教えれくれる。
また実際の起業の事例を入っているので全く馴染みのなかった
決算書を興味深く読む事ができる。
やはり具体的なものがあると理解が速い。
とにかく、初めて会計の本を最後まで読み通せた。
それくらい要点を絞ってまとめられているので
文系ビジネスマンにも非常に分かりやすいので
楽しみながら読めると思う。
Posted by ブクログ
難しいテーマだが、読みやすく短時間で読めた。タイトル通り、決算書のどの項目をどの視点で読めば良いかが分かり、ぐっと決算書が身近になった。個別株投資に役立てられそう。
Posted by ブクログ
5つの基本要素:お金の集め方=負債、資本、収益、お金の取り扱い=資産、費用。
T字フォーム=試算表、右側に資金をどのように集めたか(貸方)、左側に集めた資金をどうしたのか(借方)を記す。
試算表の勘定科目の貸方(右側)は、負債(返済義務あり)、資本(返済義務なし)、収益(返済義務なし)の三項目、借方(左側)は資産(経済的価値留保)、費用(経済的価値損失)の二項目。
1.負債が小さいほうがいい、(負債より資本、収益が大きいほうがいい)
2.費用が小さく資産が大きいほうがいい
3.収益が費用より大きいほうがいい
試算表を上と下で切り離す。資産と負債、資本(今の会計基準では純資産)は貸借対照表、費用と収益は損益計算書に。損益計算書での利益は貸借対照表の資本に組み入れられる。
BSの資本は「資本金および資本剰余金」と「利益剰余金」。利益剰余金は会社がいままでに稼いだもの。
自己資本比率=資本/(負債+資本)が40%以上なら安定水準。
負債は借入金や社債などの有利子負債が大きいか小さいか。
純資産の構成要素をおおまかにみる。
収益は営業収益(売上高)と営業外収益、特別収益の3つ。
売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益。
経営者の失敗による損失が臨時的で巨額な場合に特別損失にされるケースが多い。経営者の経営責任?
Posted by ブクログ
決算書の「読み方」に関する本。
経済学部で会計を勉強すると、B/SやP/Lの「作り方」は分かるようになる。しかし、その実践的な「読み方」に関しては意外と分かっていない人は多いのではないか。
私も決算書の作り方の勉強はしてきたが、その読み方に関してはまた一から力をつけていく必要があると感じた。
就活中に四季報をよく読んでいた。自己資本比率やroe roaが記載されていて、大事な指標なんやろなと思いながらも、あまりよく理解していなかった。これを読んだら、その重要性が説明できるようになる。
これも今後の私の頑張りにより、星が動く。
Posted by ブクログ
どの講座よりもわかりやすかった。新書の文庫レベルで、内容がコンパクトにまとめられている点もよい。株式会社投資繋がりで読んだが、ビジネスマンすべての人におすすめできる一冊。何度も言うがすぐに読める。
Posted by ブクログ
仕事で決算書を読む機会があったのでおさらいで読んでみた。内容として本当に重要な項目だけをわかりやすく説明してくれている。いろいろと思い出しながら、ささっと2時間くらいで読めるたのでよかった。
Posted by ブクログ
決算書を前にすると目が泳いじゃう症状によく効く。簿記のテキストと合わせて読めば理解も早まりそう。もっと早く読んでおけば良かった。
決算書の読み方を単純明快に説明してくれているので、改めて基本を理解できた。
Posted by ブクログ
試算表
右:貸方:どのようにお金を集めたのか?
借りる。 =負債
株を発行して集める。 =資本
仕事で稼ぐ。 =収益
左:借方:集めたお金をどうしたのか?
集めたお金の経済価値が残っているもの =資産
集めたお金の経済価値が失われたもの =費用
貸方の額=借方の額。
以上5項目の金額の大小関係を見る。
負債は小さく、資本と収益は大きく。
資産が大きく、費用は小さく。
収益は、費用より大きく。
駅前留学のN社はなぜ、倒産したか?
前払いを基本とした授業システム。
予約が取れないことが顧客のクレームになっていた。
一方、
数百億の負債の大半に、1年分を超える前払いの授業料があった。
中途解約した場合の払い戻し金が、ほとんど戻らないことが裁判となり、
支払請求の判決が出た。
最大の債権者=顧客 という構造で、信頼を失い、顧客が減った。利益は減少。
その対処をせずに、
店舗数を激増させていったことにより、費用が増加していった。
Posted by ブクログ
決算書の読み方について簡単にまとめた入門書。
決算書の成り立ちや元来の目的などから始まり決算書を「読むための方法」に絞って書かれている本。なので国際会計基準などのもともと「会経書を作るための知識」が無くてもすらすら読める良書。会経書をシンプルに見る視点を養える。
この本を読んで大雑把な会計所の見方を覚えて苦手意識が少し消えたのと同時にいろんな会社の会計書を読んでみたいと思わされた。
会計を分かりやすく学びたい人はぜひ。
Posted by ブクログ
決算書を書くのではなく、読むための技術をアドバイスしている。ほとんどの読者には書くための技術は必要ないとの視点から、ほんとにわかりやすく書いてある。
Posted by ブクログ
決算書を作成するための知識ではなく、読むために必要な知識が書かれている。
内容としては、簿記2級の商業簿記程度かな。
けれども、実際の企業の決算書を用いているため、著者の見解も知ることができ、内容としては面白かった。
Posted by ブクログ
本当に分かりやすかった。
【目次】
序 章 デフレの時代にこそ
第一章 キャッシュ・フロー計算書を手っ取り早く読む
第二章 投資活動を中心に企業の意思をさぐる
第三章 営業CFは語る
第四章 あなたが債権者だったなら
第五章 増収増益の果てに倒産した会社とそれに融資をした銀行のはなし
第六章 外食産業のフォール・アンド・ライズ
Posted by ブクログ
決算書の内容をシンプルにまとめてくれてた本・・・だったはず。
4ヶ月たった今、あまり内容を覚えていないのは、中身が薄かったからか、あたかも前からあった知識のように身に付いたからか。
あまり覚えてませんが、読んだ後の感想はそれほど悪くなかったはず。いずれ再読しましょうかね。