【感想・ネタバレ】ユージニアのレビュー

あらすじ

あの夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。旧家で起きた、大量毒殺事件。未解決となったあの事件、真相はいったいどこにあったのだろうか。数々の証言で浮かび上がる、犯人の像は--。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

毒で吐いてる猫が白い繭なら男が来る前の時間帯家にあったジュースにもう毒が入っていた、半年前から緋紗子は男に会っていないが男は花の声を聞いている、前々日に花の声からメモを渡されている。8章で丸窓さんと思われる家の白い百日紅と女の声=丸窓さんの家で男は花の声、指示を聞いていた?(ラブチェアの花は赤)

緋紗子は小学校に上がる前に視力をなくしていて、その前に祈りの部屋で懺悔させられている。何故か。蝙蝠の気配と言い換えている事が幼い娘に起きた罪で懺悔させられている。視力をなくした事が神の思し召し=天罰?
男と話していた事を気づかれて、懺悔室で祈りを捧げているのを花の声を探していた男が聞いていたなら声を聞きに行くっていう描写にも合うかも。
キミさんと奥様は男と会っていたことに気づいていた。コソコソ男と話すことが罪なら、蝙蝠の気配も男で、男を誑かしたから視力を失った、幼少期に親類縁者の男に襲われていたのを奥様とキミさんは気付いててそれを罪だと懺悔させられていたとか?

しかし毒入り飲料はいつからあって誰が持ってきたんだろう。火事を起こした教会の子供は飲料も手伝っていたんだよねきっと。

でもなんで男は家の場所を聞いたんだろ
目撃者が必要だったからかな?

再読をきっかけに何か手掛かりはないか色々考えましたがはっきりしないとこも多くて気になりますね!そこが魅力です。緋紗子が犯人なのは間違いないけど本当は何が起きていたのか?知りたいな〜教えて欲しい。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い意味でも悪い意味でも恩田さんらしい作品ですね~(笑)人々の話から事件の全容が明らかになっていく過程が良い感じですね~(笑)全体を包む雰囲気もいい感じなんですが・・・。やはりミステリとして恩田さんが書く作品は最後に・・・。ってことが多いですね~(笑)

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった
何者かによって地元の名士の一家と、たまたきていた近所の人17人が毒殺されるっていうところからかなり惹きつけられた

初めて恩田陸の本読んだけどこんなに読みやすかったんだ〜
『蜜蜂と遠雷』の人なんだ
他の本も急いで買いました

終わり方は、、あんまり好きじゃなかったけどずっと楽しみながら読めたから星5です

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 読んでみて、真相は闇の中っていう感じがしました。緋紗子が自分が策まって起こした事件だと話してはいるけど、その緋紗子ももしかしたら自分の母親から何か暗示づけられていたのかもしれないのかなとも。満喜子は緋紗子の完全なる観察者と自負していたのに、婦警さんから新事実を聞かされ、まだ何かあったのかではそれは一体真実は何か分からなくなり、絶望感に堕とされたのか、見えざる手で亡くなってしまったのかそれは分からない感じがしました。あえて明らかにしないで曖昧な感じがやはり芥川龍之介さんの「藪の中」みたいだなあと思いました。

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔読んでなんとなく心に残っていた作品で、また急に読みたくなって読んだ。この事件と同じ季節だからか。
事件の渦中の描写がまさに祝祭のようだと感じた。宮部みゆきさんの理由のような、様々な視点から事件が語られていく。事件の真相がなんとなくわかったような、でもわからないようなモヤモヤしたまま終わる。ミニカーは誰のものだったのか、事件の際の電話はなぜかかってきたのか…この辺は語られていないのかな?読み落としているかも。
緋紗子は願いを叶えたけど、事件後罪悪感に悩み続けたのかな…

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2024年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終始暗い雰囲気。
あまり好みではなかったな。
精神的不安定な人につけ込んで動かせるなんて、
ずるくて嫌だ。いくら目が見えなくても、同情できない。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後までよくわからなかったです。
続きが気になってページをめくるのだけれど、どんどんわからなくなってしまう感じ。そもそも続きがいったいどこにあるのか??
なんか不思議なものを読んだなあという読後感でした。

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2024年10月19日

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