あらすじ
「マリア様がみてる」姉弟編・電子版特別「マリア様がみてる」カラー口絵つき! 生徒会長に当選し、新たな一歩を踏み出した祐麒(ゆうき)。二月に入り――いよいよ、三年生である柏木先輩の卒業を意識せざるを得ない時期になってきた。ヴァレンタインの朝から、祐麒はイライラを募らせていた。それは高田が書類を手にコソコソしている姿を見たからだ。祐麒は感情を抑えられずにトラブルを起こしてしまうが、その原因とは一体…? 花寺のヴァレンタインを舞台に、5つの短編も収録!
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Posted by ブクログ
釈迦みて初の短編集…といってもマリみてと同じテーマを挟んでの連作。
ちょうどびっくりチョコレートの頃の話。
花寺のメンバーの人物が掘り下げられるのはいいけど、やっぱりマリみての続きが読みたいぞっと。
Posted by ブクログ
ヴァレンティーヌの裏側ですね
何だか男子校の方が深いところで気にしまくってるな、という感じ
そう言えば、幼馴染の男子が
バレンタインは男同士でも友チョコ感覚で駄菓子を贈り合うって言っていたけれどそう言う文化はないんだな。花寺は
あ、アリスはお菓子持ってきたか。でもアリスは男の子に思えないんだよなあ
そして、バレンタインの話の下で
新しい季節への流れが動いている感が寂しいです
次は卒業式でしょうか
あと、マリみて・釈迦みては食べ物を食べたくさせる魔法でもかかっているのでしょうか
チョコレートが食べたくてしょうがなくなり、買ってしまいました
Posted by ブクログ
今野緒雪の"お釈迦様もみてる"の第9弾。"釈迦みて"初の短篇集です。表紙を見て、一瞬、花寺でヴァレンタインのチョコ交換するのかと思いました。時間設定は、マリみてだと、ちょうど"ウァレンティーヌスの贈り物"の頃ですね。祐巳がびっくりチョコを作ってるシーンもあります。柏木の卒業を前にして、祐麒、小林、アリス、高田たち、1年生の成長が感じられる物語です。次回は遂になのか、やっとなのか柏木の卒業が描かれるようですね。このシリーズは、もしかしたら柏木が卒業したら終わりかな?と思いました。
Posted by ブクログ
シリーズ9
短編集
もうすぐ卒業してしまう柏木先輩のこと考えて
ちょっとナーバスなユキチが新鮮
ちょっとのイライラやいざこざがあっても
結局男子って、バカで可愛いなぁと
思わせられるお話たち
田口くんのあだなの話し
鉄くん部活始動
柏木先輩、チョコ事情
個人的には、アンドレ先輩が
ユキチにお茶を淹れてくれル話が好きかな
Posted by ブクログ
もうすぐ、上の学年は卒業してしまう。
それまでに、しないといけない事
しておかねばいけない事。
短編形式ですが、時間帯はすべて同じ日。
『その人』達の視点で進んでいくので
憶えのある台詞が出てきたり。
この時、彼はここで何をしていたのか。
読む分には楽しいですが、考えて動かす分には
ちょっと大変な感じがします。
ミステリーのように、時系列がいりますねw
収まる場所に収まった彼ら。
それで大丈夫な人、ようやく動ける人。
最後の方は、何だかしんみりしてきました。
そういう引き継ぎもあるんだな、と。
Posted by ブクログ
卒業式前にちょこっとした短編で伏線を回収のお話し
柏木さんの残したもの、それを引き継ぐもの
はたまた独自の道をつくるもの、色々ありますわなぁ
釈迦みてシリーズでは柏木さんの存在が大きすぎるなぁ