あらすじ
「マリア様がみてる」姉弟編・電子版特別「マリア様がみてる」カラー口絵つき! 花寺学院高校に入学早々、「光の君」こと生徒会長の柏木優の烏帽子子(えぼしご)となってしまった福沢祐麒。ユキチという呼び名をつけられたうえ、柏木に『安木節(やすぎぶし)』セットを渡され、生徒総会の余興で踊るよう命じられる! 振り付けを調べるため図書室へ向かうと、二年生四人組に因縁をつけられるが、危ないところをランポー先輩に助けられ…!? 波乱万丈の学院生活が待ち受ける! 「お釈迦様もみてる」第2弾!
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略すとやっぱり「おしゃみて」?「マリみて」より更に濃密な友人関係の、でも犬っころがコロコロたわむれているような可愛らしさの物語です。こちらのシリーズもいっぱい続いていって、リリアン女学院のみなさんも登場してほしいな。
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「おもちゃって…!」表紙でまずは吹き出した。柏木先輩の思慮深いところ、そして何に対しても実はすごく誠実なところが実感できた一冊。予想に反してドラマティックな展開でした。うーん、さすがに、リリアンではないだろうなぁ、ここまでの展開は。
さらに予想に反して、読み終わったとき充実感がありました。
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花寺生徒会は、外側から見るとの、中で見るのとは随分違います。
たぶん、一般的な意味とは随分違って(笑)
私の中で祐麒の株は非常に高いのですが、その祐麒が等身大に頑張っているのを見るのは、ついこぶし握って頑張れ!と言いたい。
福沢姉弟は本当にいいですね。
Posted by ブクログ
『親』の言いつけにより、安来節を踊らなくはならなくなった『子』。
そのために忙しいというのに、違う問題も出てきて
おかげであちらこちらと問題が…。
1冊目のおまけに入っていた話の本編です。
姉の方を読んでいたならば、どこかも分かる面白話です。
むしろここまですごい事が起こっているとは〜と
関心してしまうような1日でした。
こんな事が起こったら、とりあえずこの行動は取りません。
根性はないので…w
Posted by ブクログ
学院のおもちゃと言うよりは、柏木さんのおもちゃかな?
マリみてにも出てた、安来節の謎がわかる
一応、全校生徒の前でお披露目ということで
風当たりは若干ながらよくなるのかねぇ?
ま、何にしても本当のお友達ができてよかった
Posted by ブクログ
おなじみ「マリみて」の姉妹…いや姉弟編(笑)。
祐巳の弟・祐麒と花寺高校の面々(勿論柏木先輩も)のお話。
うーん、書き手も女性だし、自分は男子校経験ないし
(女だから当たり前だが)、マリみて以上にファンタジーです(笑)。
マリみては、一見ロマンチックですが、書き手も女性、
自分も女性なので、結構リアルな部分に感情移入できて、
あの世界観ゆえのリアルさがあったんですが、
今回はどうも違う世界の話って感じが拭えない。
実際「お試し」な感じでこの1冊を読んでみたんですが、
これ1冊で気がすんだ感じ。
祐麒君は姉にそっくりな、素直で一生懸命さが良い「普通の子」ですが、
祐巳の姉・祥子さまにくらべてどうも柏木さんはどうでもいいなぁ。
むしろアンドレ先輩…確信犯かもだけど。
言ってはいけないのかな、だけど、祐巳が「紅薔薇」になった
リリアンのほうが気になってます。
「リトル ホラーズ」でちらりと触れただけですからね。
あの本で「薔薇さま」勢揃いのキャラ紹介は泣けました(笑)
Posted by ブクログ
2冊目。だんだんゆうきたちも高校に馴染んだ感じでした。
今回は「安来節」を踊れと柏木先輩に命じられちゃいます。ゆみが使った「安来節セット」ですね。
それまでにも生徒会室に何者かが侵入したり、ランポー先輩が追っかけられたり、ゆうきも追っかけられたりと忙しいです。ラストあたりの柏木はなかなかカッコイイです。