あらすじ
中国共産党の政治的中心・延安にやって来た文龍。そこでの生活にも慣れた頃、仲の良かった同志が反革命分子の疑いをかけられ、連行されるという事件が起きた。党に対して不安と戸惑いの気持ちが湧き上がっていたそんな折、図書室を訪れた文龍は、毛沢東主席の夫人・江青と出会う。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
戦争を知らない
戦争は人の残虐さを剥き出しにする。怒りに任せ、嫌悪に支配され、敵に暴力を振るう。弱者を蹂躙する。この漫画を読むと、その状況をリアルに想像してしまう。戦争を知らない、と言うのは無責任過ぎる。戦争は終わった、と言うのは愚かすぎる。天災と同様、いつ何が起こるかわからないというのが、人の世というもの。せめて過去に目を向け、人に潜む暴虐性を学ぶ努力をすべき。