【感想・ネタバレ】ドラゴンヘッド（９）のレビュー

望月峯太郎

でも僕は東京に帰ってきた。東京に――。原因不明の大異変の真っただ中で、“生き残り”仲間の同級生・アコや脱走自衛官・仁村とはぐれてしまったテル。体力の限界や孤独の恐怖と闘いながら、ようやく家族の待つゴールの地、東京に倒れこむ!! しかし、その目に映るものは、生存者の気配なき瓦礫（がれき）の山のみである……。地下鉄の入り口から「人の声」を探り当てたテルは、首都の地底深くに秘められたおそるべき「秘密」に接近するのだが……!?!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

東京に辿り着いたテル。
さらに、地下鉄のさらに奥の施設で、テルが目にし、耳にした真実。
「地下の王国」で、ソファに座るおっさんが、あまりにも普通のおっさん・・・
普通過ぎて、それが逆に怖かった・・・
　
「恐怖」を失うことが、幸福なのか？
　
とっても深いテーマ・・・