あらすじ
ラーメン界のカリスマ・芹沢と、かつて凌ぎを削った男・中原が仕事の依頼にやってきた。独自性の高いラーメンを追求し、絶大な人気を誇っていた中原だったが、最近の時流に乗りきれず店は閑古鳥が鳴いていた。「もう中原さんは終わってるんだよ」…かつてのライバルをそう評する芹沢。そんな中原の店を再起させるべく、新入社員の汐見ゆとりが立ち上がるが、いきなり中原に怒られる出来事が…!?
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主人公が所属するラーメンのコンサルティング会社が、数々の困難に立ち向かって行くという作品です。登場する社長のキャラがかなり強く、ネット上ではちょっとした人気キャラにもなっています。前作の『ラーメン発見伝』の続編という位置づけですが、こちらから読み始めても問題なく楽しめます!
この作品の魅力といえば、美味しそうなラーメンの描写!!!……ではなく、緻密なコンサルティング戦略の描写です!(笑)
「金を払うとは仕事に責任を負わせること。金を貰うということは仕事に責任を負うこと」
(女性に向けてラーメンを売るなら)「そういう言い訳が、しやすいラーメンである必要はある」
など名言連発です!
ラーメン漫画の皮をかぶったコンサル漫画といっても過言ではありません!
感情タグBEST3
今回もラーメンコンサルならではのお話で盛り上がりました!どんなにラーメンがおいしくても立地が変われば客の求めるものが変わり、それに応えるために店主たちは試行錯誤を強いられ、コンサルたちは思いもよらないアイディアで読者の想像の上をいく!本当に面白い漫画です!
面白い
この巻ではラーメン・ニューウェーブの息切れ現象や居酒屋ラーメンというスタイルを考察した。噛む回数と満腹中枢への言及は、ラーメン界では初めてのことだろう。ちょっとだけ無理があるけど。