【感想・ネタバレ】ALL OUT!!(17)のレビュー

あらすじ

神奈川県予選準々決勝、鎌倉学院戦!お互いの意地がぶつかり合う熱戦は神高が逆転するも、アクシデントによりチームを支える3年生が退場してしまう…。絶体絶命の危機を神高はどう乗り越えるのか!?読むと絶対に熱くなる王道・青春・高校ラグビー漫画、感動の最終巻!

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終わったが

自分は単行本派なので掲載時の反響は分からないので、これが当初からの作者の思った着地だったのか、打ち切りなのか分からない。どちらとも取れるラストだった。
打ち切りモノで良く言われる「俺たちの戦いはこれからだ」的なラストである。高校スポーツ漫画のパターンとしては、
1 高校三年で全国大会 そして優勝 (あだち充・タッチなど)
2 ドラマの時間は一年間だが、そこで全国制覇して、来年も頑張るぞ (黒子のバスケなど)
の二つが多いと思う。が、本作は主人公は一年生で県予選ベスト4まで行った試合までしか描かれていない。その後は描かれて居るが、主人公たちは既に敗退して、ライバル校が全国制覇。三年生は卒業し、残った主人公たちは「俺たちの戦いは・・・」。

途中、主人公の祇園以外にもスポットが当たり、祇園が全く出てこない時期も有ったので、これは群像劇的な進め方をするのかなと思ったが、終盤になり急に主人公とその相方的な石清水が話の中心に戻る。そして、ベスト4進出で終了。しかも、ライバルと言うか目標にしている2チームとはどちらも公式戦では戦っていない。客観的に見れば打ち切りエンドだが、この濃さで行ったら祇園たちが三年の最後の試合までどれだけ掛かると言う濃密さ。
そして、主人公は間違いなくに成長した。成長ドラマとしてみれば予定通りの着地だったのかもしれない。
そして、最後には読んでいる方は間違いなくに感動した。打ち切りでも予定通りの着地でもどちらで良いや。と言う感想になってしまう。

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2020年02月22日

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