あらすじ
ドラッカーの洞察力に富んだ言葉の数々を1日1ページで構成。組織の中で働き、常に何らかの目標の達成を求められている人々にインスピレーションとアドバイスを与える書である。
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Posted by ブクログ
マネジメントの巨人、P.F.ドラッガー氏の知識が存分に詰め込んである1冊。
重い。1ページが重い。
知識がものすごく圧縮されている。
そのため、朝1ページ読むと、半日はその内容を考えていられるくらいに深い。
端的にまとめてあるので、1文1文、考えさせられる。
Posted by ブクログ
テーマ、引用、とるべき行動を示唆する構成。
普通の人が社会を10進法的にみているなら、ドラッカーは2進法で見ている。
より細かい。だから、ピンとこない時もあるが、
見方のコツがわかれば、面白いほど理解が進む。
まとめると『事実から 時代を見つめ 示す未来(さき)』といったところでしょうか?
Posted by ブクログ
少しずつ読んでいます。
社会全体に関するような大きなことはあまりピンと
きませんが、会社・仕事に関することには「なるほど!」
があります。
Posted by ブクログ
ドラッカーの一冊目で読む本ではなかった。
目に留まる箇所が色々あるが、どの本から読むべきか…。
「第一級の資源、とくに人の強みという稀少な資源を昨日の活動から引き揚げ、明日の機会に充てなければならない。昨日を捨てなければ明日をつくることはできない。」(7頁)
既にあるが陳腐化しつつあるものを切り捨てることの重要さ。
「あらゆる変化について、本物の変化か流行かを見なければならない。見分け方は簡単である。本物の変化とは人が行うことであり、流行とは人がいうことである。話にしか出てこないものは流行である。」(78頁)
「やめていく人のコピーを後継にすえてはならない。やめていく人が「かつての自分のようだ」というのならば、コピーでしかない。コピーは弱い。」(122頁)
「成長に必要なものは責任である。あらゆるものがそこから始まる。大切なのは肩書きではなく責任である。責任をもつということは、仕事に相応しく成長したいといえるところまで真剣に仕事に取り組むことである。」(177頁)
「あらゆる社会的機関が、大きくなることを好む。利益という評価手段がないために、規模をもって評価基準とし、成長それ自体を目標とする。」(221頁)
「歴史は循環する。しかし、もとの位置あるいは昔の問題に戻ったかに見えても、内容はより高次のものとなる。それは螺旋状に動く。」(369頁)
「全人類への実現は遠い先のことにしても、物質的な豊かさの実現がやがて可能となることはすでに明らかである。しかし、人は精神的な価値への回帰を必要とする。人は愛を必要とする。(中略)恐怖、迫害、殺戮を生き抜くには感覚の喪失も必要かもしれない。さもなくば絶望に身を割かれるのみであろう。だが、感覚の喪失は危険な病である。疎外と非道を招くだけである。しかもわれわれは、一九世紀の人道主義では人の野獣化を防ぐことはできないことを知っている。」(389頁)