あらすじ
成熟社会では企業も個人も、人と同じことをやっていては生き残れない。ビジネスをするうえで、どう違いを生み出し、強味を身につけるか?そのための考え方の枠組み、戦略立案のヒントを提供するのがランチェスター戦略である。
ビジネスと生活の両面に応用できるランチェスター戦略の入門書。
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Posted by ブクログ
ランチェスターの法則(数が多いほうが有利)に基づくと、
・局地戦、接近戦、単騎戦では、「質×量」で決まる
・遠隔戦、広域戦、確率戦では、「質×量の2乗」で決まる
これを企業戦略に当てはめると、どこの・誰に・何を・どのように販売するかを決め、徹底的にそこに投資し、市場占有率1位を取ることが目標。
つまり、「~といえば=○○」を目指すことが、生き残る道。
よく、弱者が強者に勝つ道と謳っているが、これは、中小企業でもエリアを絞れば(例えば○○市で、△部品で)、大企業に勝つ道は開けるということ。
これを個人に当てはめることもできる。
「~といえば=○○さん」になるためには、専門を持つこと。
なお、転職を何度も繰り返すのはいいけど、業種(流通・広告など)、職種(営業職など)、志向(M&A、起業など)は合わせておくほうが深みが出る。
そういえば、100冊のいろいろなジャンルの本を読むよりも、1分野の100冊の本を読むことが専門家の作り方って書いてあったっけ。
道を極める美しさって日本人特有なんかな。
整理:いらないものを捨てる
整頓:ラベリングする