【感想・ネタバレ】ラーメン一杯いくらが正解なのかのレビュー

あらすじ

ついに「壁」が崩れる? 多くの人気店に取材した気鋭のラーメンライターが描く、ラーメンと日本経済の“これから”

ラーメン一杯1000円は高いと感じてしまう「1000円の壁」問題。そもそもラーメン一杯の原価はどれぐらいなのか。さらに、最近の原材料や水道光熱費の高騰、人気店に並ぶインバウンド客、職人の技術の再評価などを通じて、ラーメンそして日本経済の未来を読み解く

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  「1000円の壁」とは何か
第2章  ラーメン1杯の原価~ラーメンを「お金」の観点から見てみよう
第3章  職人としてのラーメン店
第4章  横浜家系のブランド戦略~一気に全国的ブームになったのはなぜか
第5章  日高屋の意地~中華そばの安さにこだわるのはなぜか
第6章  二郎系の秘密~あんなに量が多いのに儲かるのはなぜか
第7章  カップ麺や市販品の逆襲~「いいものは安い」の時代へ
第8章  「予約制」で「1000円の壁」を突破したラーメン店の戦略
第9章  土地の特性や時代の流れで「1000円の壁」を突破したラーメン店の戦略
第10章  ラーメンの未来は日本経済の未来

<内容>
自分もラーメンが好きでけっこう食べ歩いているが、確かにラーメン1杯1000円は、「高い」と思っていた。しかし最近は素材の質や立地などで1000円越えもしょうがないか、と感じている(あまりトッピング追加はしないが、基本形で1000円アップでも狙った店なら食べますね)。それを綿密な取材で、経営学的に迫っている。近年の素材、光熱費、人件費(これの上昇が一番のネックらしい)、店の家賃と、みんな高騰している。さすがの日高屋も420円らしい。そして個人店で、こだわりの高い店ほど潰れやすいことも知った。こだわっても原材料費、人件費には負けてしまうらしい…。なんかよくわからない時代になったね。

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2025年10月28日

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