【感想・ネタバレ】ラーメン一杯いくらが正解なのかのレビュー

あらすじ

ついに「壁」が崩れる? 多くの人気店に取材した気鋭のラーメンライターが描く、ラーメンと日本経済の“これから”

ラーメン一杯1000円は高いと感じてしまう「1000円の壁」問題。そもそもラーメン一杯の原価はどれぐらいなのか。さらに、最近の原材料や水道光熱費の高騰、人気店に並ぶインバウンド客、職人の技術の再評価などを通じて、ラーメンそして日本経済の未来を読み解く

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Posted by ブクログ

「1000円の壁」と言われたラーメン一杯の価格も、
最近は1050円、1100円が当たり前になって
います。

それでも「あのラーメン屋は高い」と言われるのを
恐れてか、一番シンプルなラーメンは未だ1000円
以下です。
(個人的な意見として一言です。いわゆる
家系ラーメンの普通盛りは950円〜980円くらい
ですが、これを1100円くらいの中盛りにして
初めて、普通盛りなのでは?と普通盛りを少なく
しているのではと勘ぐることがしばしばあります)

ラーメンは大衆の安い食べ物として定着して
いますが、それゆえに陥っているジレンマと
言えるのでしょう。

一方でこの壁を乗り越えている店もすでに存在
しています。

事前予約制度を敷いて、コースメニューとまでは
いかないですがセットメニューによる客単価を
上げているのです。

そのような取り組みが1000円の壁を越える
「答え」というわけではない、と本書では語られて
います。

例として挙げられているのは、寿司や蕎麦のよう
に、高級店から大衆店までお客の方が選ぶことが
できます。
きっとラーメン屋もそのように変わっていくの
だろうと結論付けられています。

ラーメンの過渡期を楽しめる一冊です。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

■大和製作所の調査によると、ラーメン店の新規開業者のうち1年以内の閉店が42%〜43%、3年以内の閉店が72%〜73%もあり、ラーメン店の平均寿命は2.4年となっている。全国のラーメン店のうち毎年1.6%の店が消滅しているのが現実だ。
■ラーメン二郎という名前はどこから来たのか。1968年に都立大学駅近くで創業した頃は「ラーメン次郎」という名前だった。店名の「次郎」は開業前年の1967年にエースコックが発売した「ラーメン太郎」からヒントを得て付けられたとされている。創業者で「総帥」と呼ばれる店主の名前は山田拓美さん。「次郎」さんではない。
 「次郎」から「二郎」になった経緯。「ラーメン次郎」は都市計画などで何度か移転を余儀なくされているが、最初の移転の際に発注した看板が業者のミスで「ラーメン二郎」となっていて、そのまま店名を変更することになったもの。店主の意図とは全く違うところで店名が変更になった。

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

主題のラーメンの値段の遷移から、各ラーメン店の値段への工夫、ラーメンの種類の歴史まで知れてとても面白かった。やはり紹介されるラーメン店が東京に多く、関東圏以外の人にとっては少し寂しかった

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

ラーメンの歴史的経緯や水平的な広がりを小気味よく紹介してくれる。ラーメンに限らず、外食産業の価格問題を敷衍する意味でも参考になる。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ラーメンの価格の変遷。一杯1千円の壁を越える問題。物価の値上がりの中、原価を抑える工夫。コロナ禍で急速に普及した冷凍食品など。
庶民の食事だったラーメン。筆者はそばのように高級店と普通の店そしてチェーンみせの三極化が進むと予測している。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

かなり面白かったです。

これまでラーメンに1000円出すのは嫌ではありませんが、ちょっと勇気がいる行為だった理由がよくわかりました。

ラーメン屋がどれだけ材料やコストカットにこだわり、今のラーメンを提供しているのがよくわかりました。これからは感謝の気持ちをもって1000円以上出したいと思います。

個人的には日高屋の中華そばや冷凍食品などラーメン好きから邪道とされそうなところにもスポットがあたっており、久しぶりに食べてみたくなりました。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  「1000円の壁」とは何か
第2章  ラーメン1杯の原価~ラーメンを「お金」の観点から見てみよう
第3章  職人としてのラーメン店
第4章  横浜家系のブランド戦略~一気に全国的ブームになったのはなぜか
第5章  日高屋の意地~中華そばの安さにこだわるのはなぜか
第6章  二郎系の秘密~あんなに量が多いのに儲かるのはなぜか
第7章  カップ麺や市販品の逆襲~「いいものは安い」の時代へ
第8章  「予約制」で「1000円の壁」を突破したラーメン店の戦略
第9章  土地の特性や時代の流れで「1000円の壁」を突破したラーメン店の戦略
第10章  ラーメンの未来は日本経済の未来

<内容>
自分もラーメンが好きでけっこう食べ歩いているが、確かにラーメン1杯1000円は、「高い」と思っていた。しかし最近は素材の質や立地などで1000円越えもしょうがないか、と感じている(あまりトッピング追加はしないが、基本形で1000円アップでも狙った店なら食べますね)。それを綿密な取材で、経営学的に迫っている。近年の素材、光熱費、人件費(これの上昇が一番のネックらしい)、店の家賃と、みんな高騰している。さすがの日高屋も420円らしい。そして個人店で、こだわりの高い店ほど潰れやすいことも知った。こだわっても原材料費、人件費には負けてしまうらしい…。なんかよくわからない時代になったね。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

おもしろかったです。

家系や二郎系などの流行りの形式に沿ったラーメンから高級店、チェーン店、町中華、カップ麺や冷凍麺まであらゆるラーメンをコストを切り口に分析していて分かりやすかったです。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

ラーメンの拡大に合わせて、価格も多様化する。

ラーメンには1000円の壁がある。 都内にいるとトッピング込みで1000円を超える店も増えており特段意識してなかったが、全体の平均はまだ600円台と聞くと、なかなか驚く。
そのような状況で1000円の壁を超えた個人店の戦略も紹介しつつ、低価格を維持する日高屋、果てはインスタントや冷凍食品のラーメンまで取り扱っており、ラーメンが今どうなっているかを知る上でもためになった。 ラーメン食べたくなってしまう…

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

「1000円の壁」をフックにラーメンの現在地を示した一冊。コロナ問題・チェーン店の動向・海外への進出など複数のポイントから価格のありさまについて考察されている。

それぞれのお店の事例紹介が多く、かつそれらが独立して語られており、表題に対するクリティカルな解答を求めている人にはミスマッチか。

合間合間の説明が丁寧なためラーメンオタクでなくても楽しめる印象。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

価格の三極化に進み、ラーメンがひとくくりではなくなる時代が来る。という整理はしっくりきた。高級ラーメンと手頃なラーメンは別ジャンル。

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

値上げを許容してこなかった日本社会だが、世界的インフレによる影響で、その意識に変化が見られる。但し「人件費・原価の高騰」への観念であり「技術」に対する価格評価は道半ば、と感じる。ラーメンの近代史から見えてくる作り手の努力や美学に感銘を受けつつ、綺麗事だけでは残っていけないビジネス、継承していけない食文化について考えさせられた。

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2025年10月27日

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