【感想・ネタバレ】鈍色幻視行 下のレビュー

あらすじ

撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が集められたクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加。映像化企画に関わった映画監督、女優、プロデューサー、編集者、そして熱狂的なファンである漫画家姉妹ら一人ひとりに海上の閉ざされた空間で個別インタビューを行い、過去の事故や事件、謎に包まれた作者・飯合梓についての証言を集める。その結果、複雑な過去や人間関係は明らかになるものの、事実はどんどん曖昧になり、やがて物語は単なる謎解きを超えていく。「これはえらいものを読んでしまった。」(鴻巣友季子氏)。恩田陸の新たなる代表作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

船上という“密室”で、呪われた映画について話をする、そんな魅力的な設定。そこに恩田陸の会話術がかけ合わされて、上巻はなかなか面白かった。ただ、全体として、ホラーでもないしミステリでもないから分かっちゃいたけど解決編があるわけでもなく、登場人物たちを面白く眺める、という小説。それが分かってれば面白いんだけど、やはり何か答えを求めてしまう。あと詩的な描写が多くて分かりづらい部分も多々あった。

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2026年07月13日

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