あらすじ
撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜~』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて――。恩田陸の新たなる代表作、上巻。
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Posted by ブクログ
クルーズ船。
紫煙。
記者。
いわくつきの映画。
亡くなった前妻。
弁護士。
関係者。
パーティ。
コレクター。
不能。
火事。
身元不明の遺体。
予告。
揚羽蝶と月、大きいのはどちら?
色付きのガラス。
帽子の女。
いる。
私家版。
二人の脚本家。
ユモレスク。
外洋へ。
必然性?
Posted by ブクログ
本の中の気になった一文を引用して書こうと思います。ネタバレ気になる方は読まないようにしてください。
P321
「世界はつねに揺れているし、価値観は揺さぶられ続けている。そのことを意識しないふりをし、自分が幼時から築いてきたちっぽけなセルフイメージにしがみついて、世界は揺れてなどいない、うねってなどいないと自分に言い聞かせ続けているのだ。」
価値観を揺さぶられたくて、自分は本を読んでいるのかもしれない。
いろんな価値観を知るのは楽しくもあるが、恐ろしくもあるなと思う。
読むたびに惹かれる文章に出会うのが、すごく楽しい。期間をあけて再読したときにまた違う箇所に惹かれるのだろうと思うと、また楽しみが増える。
P368
「ノンフィクションは見えるフィクションに過ぎないのだと。きちんとした絵、繊細な映像があっても、人間は自分の記憶と想像でしかものを見ることはできない。結局、見たいものしか見ていないという意味なのだろうか。」
確かに人それぞれ同じものを見ても、注目してる箇所が違うし、覚えてることも違うかったりするなと思う。たまに記憶が改ざんされてて、なんか違う作品になってたりするしなと思った。人間の記憶とは曖昧なものだなと思う。
Posted by ブクログ
鈍色幻視行 上巻 読み終わりました。
下巻とのつながり、夜果つるところ 当たり前な話ですが、3冊全て読まないと何も分からないんでしょう。ホラー系なのか、何なのか、本の名前の通り、どんよりした幻なのか何なのかその暗闇を掴めそうで掴めない。一つの呪われた小説を題材にした話です。関係者が死に、結局作品として世に出る事はなく、色んな想像だけが一人歩きしている。
それに興味を持った人達が集まり、謎に迫るという感じになりそうです。下巻は買いましたが、一旦は
「あなたはなぜ雑談が苦手なのか」を読みます。
皆さんでしたら、後編にすぐにいくのでしょうか?私は箸休めをします。
Posted by ブクログ
なかなか情報が多くて、会話の経緯が分からなくなることが何度か…
傍観者(読者)の立場だと、盛り上がるシーンがあまりなく…後半どうなるのでしょう??