あらすじ
能登の事件を解決し、東京への帰路についた一行は、道に迷ってダム湖畔のキャンプ場にたどり着いてしまう。ナルの突然のSPR閉鎖宣言に戸惑う麻衣たちは、急遽、湖畔のバンガローに滞在することに。そこへ舞い込んだ、廃校になった小学校の調査依頼。幽霊が出るという校舎には恐るべき罠が仕掛けられていた――。すべての謎が明らかにされる最終巻。驚愕の真実とは! 解説・巽昌章(推理小説評論家)
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Posted by ブクログ
何度読み返しても、おもしろい
6章の5からの怖さが異常
読者だけが「知っている」のに、もちろんそれを麻衣たちに伝える術はなく、ひたすら焦燥感がつのっていく。助けられないことが苦しい 麻衣たちも感じてきただろう苦しみを追体験させるような演出。シリーズを通じて、こんなにもSPRと仲間たちを好きになってたんだなあ
8章からは泣いた
最後の頁の、最後の一文が温かく切ない
シリーズ最終巻。別れのない出会いはないけど、麻衣たちのこれからを見れないことが寂しい
それくらい大好きなシリーズ
Posted by ブクログ
はじめて「渋谷サイキックリサーチ」の事務所名が出たときに「渋谷の渋谷さんですか……」と思ったりリンさんが最初に「ナル」呼びしたとき「おまえもナル呼びするんかい」って思ったりしたんだけどそういうふうに思った点一つ残らず全部回収してくれて気持ちいい以外なかった。
夢の中のナルについて、後半で語られてた「魂は水で、自我はそれに形を与える膜」(うろ覚え)みたいな比喩が答えなんだとおもってナルちゃんも本当は優しい人間なのにきつい性格にならざるを得なかったのかってしんみり納得したのにそれは全然生まれつきでわろた。
このシリーズずっとそうだったけど残ページがフリーペーパーくらいになってから全部ひっくり返してくるのやばすぎる。文字通り最後の最後でずっと全部ユージンでしたとかもう1巻から読み返せと言っている。
最終巻だしてっきりこのままユージンの件について深掘りされていく感じなのかなとおもったら全然関係ない廃校でゴーストハントして、事件については口頭で語られるだけだったのがかえってもう本当に全部終わったことでここから好転し得ない事実という感じがして切なかった。廃校の依頼が渋谷サイキックリサーチの立たされてる岐路と重なっていくのも最終回感あってよかった……。
さいしょは集まったメンバーのことなかなかのイロモノ集団だなあと思ってたのに、麻衣の告白に大共感できるくらい大好きになっちゃった。さみしー!
Posted by ブクログ
ゴーストハントシリーズの完結編。
今までの疑問を少しずつ解決しながら結末に向かっていくストーリー展開が最高でした。今シリーズはどの巻も大好きですが、今回の悪霊の浄霊の仕方は思わず泣いてしまうほど暖かく、心に響くものでした。
Posted by ブクログ
さすが最終巻。依頼を受けた事件もなかなか怖かったし、ナルの正体とか、ふわっと隠されてたところが明らかになってスッキリ。
依頼された事件の調査で学校に閉じ込められちゃうのも怖いし、しれっと子供がいることに違和感なく受け入れてるみんなももっと怖い。
そしてナルは愛称だったなんてぼーさん冴えてるなぁ。さらに麻衣の夢に出て来たのは優しいナルじゃなくて別人だったとかほんとどんでん返し!
とちゅうナルの冷たい対応にこっちもほんとイライラしたけど、ひっくるめて愛されてるナルはすごいやつだな。
Posted by ブクログ
ナルには兄がいた。
その兄を探す為にゴーストハントをしていた。
麻衣夢の中でナルの双子の兄と話をしていた。
最後にナルの正体も分かり驚かされた。
Posted by ブクログ
シリーズ感動の最終章は読みどころ満載だった。
除霊ではなく浄霊というのがあったかいし、いくつかの伏線も回収されて、良いラストだった。シリーズの最後まで読んで本当に良かった^ ^
これで終わりなのがちょっと寂しいけど、私の大好きな作品であること間違いない。
Posted by ブクログ
すべての謎が解き明かされる、クライマックスにどきどきした7巻。麻衣の成長の物語だった…………本当に読後感が良い。清々しい気持ちに、少し切なさがまじる。有象無象の面々だったのに、誰一人欠けてはならない仲間になって。一息にシリーズ読み切って良かった、本当に。
「渋谷サイキックリサーチ」の解散宣言、ぼーさんら男性陣の内緒話、突き放してくるナルの言動、色々な要因が重なって不安に揺れる冒頭の麻衣の心理描写に、胸が締めつけられた。孤児である出自もあり、淋しさに敏感である姿が等身大に現れていて、麻衣というキャラクターにより感情移入してしまう。
不穏な気配を背負ったまま、廃校舎の事件へと舞台が移る。ジーンに手伝ってもらった浄霊のシーンは、圧巻。すごくきれいな情景で、しばらくはその光景を忘れられないと思う。冒頭の孤独感を経て、麻衣がもたらす癒やしの瞬間。一冊を通して前進し続けてる姿が眩しい。
浄霊のシーンに負けずインパクトが大きかったのが、ナルを言い負かす麻衣。そう、ナルは優秀だけども一人のティーンエイジャーであることに変わりはなくて。ここまでの経験と素直な感覚が、そのことをナルに正面から突きつけた。ジーンが欠けてしまったナルにとって、麻衣は広がる世界を気づかせてくれる、大きな存在になったのではないだろうか。
そしてほんのり漂っていた恋愛模様の決着。麻衣はナルに告白するけれども、実際はこれはジーンと麻衣との恋物語で。最後の最後で口を噤んだけれど、ジーンが何を言いたかったのか、本質的なところは麻衣も感じていたのじゃないかな。最後、「一人でも恋はできるから、もう泣かない」、この一言で終わるの、すごく良い。麻衣は本当に強くなった。素敵な時間を共有させてくれてありがとう、麻衣に本当にお礼を言いたい。
Posted by ブクログ
私…漫画版しか読んだことなかった。漫画版も最後までは読んでないはず、と思ったけど、7巻読み終えて、じつは最後まで読んでたことに気づいた。ばかー。
3日間で7冊読み切ったものの末路、いえ、断末魔を以下に記す。
あやこちゃん、おめでとうがめちゃくちゃ怖いよね。1人ずつ子供と入れ替わったりするし、コップはお助けアイテムじゃないというのも辛い。(むしろ車だった。安原さんナイスだ)
手を繋いだ相手の声が遠くから聞こえるシーンもこっっっわ。
そして、先生と子供たちとのシーンは泣けてしまった。
で。物語の真相とラストについては。
はあ…もうね。
ナルの正体とか、夢のなかのナルの正体とか、バッサリ弟くんから、どっちが好きだったの、と尋ねられて終了、ってすっごいラストだよね…。
最後のあの切ない一文もね。ほかのティーンズ小説には絶対来ない一文でしょ。
そりゃあ、当時の読者たちの余韻と悲痛な叫びがあったはずだし、このシリーズがここでこんなふうに終わったわけもよくわかりますよ…。
よくわかるけどさあ!
やっぱり、ナル麻衣が欲しかったわけよ。
あのナルとこのナルのギャップに萌えたのは事実だけどさあ、手品みせたり紅茶いれてくれたナルは本当に優しかったわけだしさあ〜〜〜(泣)。
って、まあ、もう、このシリーズのおわり、人間関係のおわりを宣言されたらやはり悲しいではないですか。
ラスト、一応まだ出張所?は残るらしいし、人間関係はふわっと続くから、残りは二次創作で楽しんでね、ってことにしとこうかな…。←私が
それにしても、ナルやリン以上にまどかさんが謎じゃないか?
あとさあ、最初の頃の、ナルシストのナルちゃん由来になった、「僕の顔、そんなにいいと思うか?」の意図はなんだったんですかあ?
作中のセリフ応酬みてたら、氷室冴子が読みたくなった。やはりギャグやキツめのセリフは彼女ほど巧い人はいないな…さびしいわ。