あらすじ
1984年に連載スタート、連載40周年を迎える『鎌倉ものがたり』丸3年ぶり待望の最新刊、第37巻の発売です!! 人間でもなく魔物でもない翼の生えた美しい死体の謎…「天使殺人事件」。魔界の“チャリティー文士劇”に出演する事になった一色先生が、何故か全人類の命運を握る羽目に…「魔界文士劇」。一色正和VS.鎌倉ルパン、高麿の宮VS.鬼道坊、猫王VS.根津弥甚八、本作おなじみキャラクターのライバル対決がユニークに繰り広げられる「鎌倉クライシス」他、魅力あふれるエピソードと新キャラ達が唯一無二の西岸ワールドへあなたを誘います。どうぞご期待ください。
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同作者の作品、『Always三丁目の夕日』が2005年に実写映画化されましたが、この『鎌倉ものがたり』も同じく実写映画が公開されます!
作品の主人公は鎌倉に住むミステリー作家の一色正和と、幼な妻の亜紀子。
古都鎌倉を舞台におこる、数々の珍事件を、一色先生が名推理で解決していきます。
マンガの中では様々な魔物や、亡霊、妖怪、魑魅魍魎が出てきますが、その画風から、おどろおどろしいイメージは全くありません。
ミステリー要素がありつつも、人情味のある話が多く、ほのぼのとした気持ちにもなります。
また、作者はスクリーントーンをほとんど使わないそうで、着物や小物の柄、背景などに手描きの温かさが表れており、そういった描画を見つけるのもこの作品の楽しみのひとつでもあります。
鎌倉の観光名所や江ノ電、由比ヶ浜などはもちろんのこと、鎌倉周辺のあまり知られていないスポットが舞台となることもあり、読後はものがたりに登場した場所に行きたくなってしまいます。
一話完結であり、肩の力を抜いて読める、不思議譚です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3年ぶりの新刊。
西岸良平先生、今年で喜寿を迎えられた。
何かで、
執筆ペースが落ちたが、掲載が継続されている
と読んだ。
新刊が出た事だけでも星5つ‼️
一色先生と亜紀子のほのぼの鎌倉探索
というパターンもあった。
本シリーズで紹介された
葉山の蕎麦どころ 如雪庵 一色 にも行ったことがある。葉山警察のお隣だった。
最近は、魔界物がほとんどだ。
とは言え今回は
小学生誘拐事件、
闇バイト、
シングルマザーの自子虐待、
など現代の世相を描いたものもある。
西岸良平先生におかれてましては、
健康に留意され、次の新刊を発行される事を鶴首します。
この後は、原坊こと原由子さんの
鎌倉物語
を聞きます。
日陰茶屋 には行き損なった。
でも葉山の森戸海岸近くにあった中国料理店 海狼 には行ったことがある。