【感想・ネタバレ】鎌倉ものがたり 26巻のレビュー

同作者の作品、『Always三丁目の夕日』が2005年に実写映画化されましたが、この『鎌倉ものがたり』も同じく実写映画が公開されます!
作品の主人公は鎌倉に住むミステリー作家の一色正和と、幼な妻の亜紀子。
古都鎌倉を舞台におこる、数々の珍事件を、一色先生が名推理で解決していきます。
マンガの中では様々な魔物や、亡霊、妖怪、魑魅魍魎が出てきますが、その画風から、おどろおどろしいイメージは全くありません。
ミステリー要素がありつつも、人情味のある話が多く、ほのぼのとした気持ちにもなります。
また、作者はスクリーントーンをほとんど使わないそうで、着物や小物の柄、背景などに手描きの温かさが表れており、そういった描画を見つけるのもこの作品の楽しみのひとつでもあります。
鎌倉の観光名所や江ノ電、由比ヶ浜などはもちろんのこと、鎌倉周辺のあまり知られていないスポットが舞台となることもあり、読後はものがたりに登場した場所に行きたくなってしまいます。
一話完結であり、肩の力を抜いて読める、不思議譚です。

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Posted by ブクログ 2009年10月24日

「三丁目の夕日 夕焼けの詩」と並ぶ西岸良平の代表的作品で、ほとんどの本を持っています。
「魔界都市?鎌倉」を舞台に起こる数々の難事件に挑むのが主人公のミステリー作家一色正和先生とその妻亜紀子さんという設定。鎌倉署の大仏署長や怪盗鎌倉ルパンなどもサブキャストとして面白い存在です。
鎌倉やその周辺をを舞...続きを読む台にして、一つ一つのお話がとても面白くできており、なかなか飽きがこない作品です。
もうどのくらい続いているのかわからないほどの長寿作品ですが、主人公がなかなか年を取ららいというところも、少しミステリアスなのかもと思っています。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

このごろとみに知名度が上がってきた西岸 良平さん。あの「三丁目の夕日」の原作者です。こちらも同じ不思議な味わいで、何度読んでも飽きません。鎌倉を、完全な不思議ワールドにしてしまって、住んでいる人が読んだら怒るのでは、と少し心配にもなるくらい。
でも、なんともいえない魅力のありそうな鎌倉・・・。是非一...続きを読む度訪ねてみたいです。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

年に一度のお楽しみ。「鎌倉…」新刊ですー。
一色先生の本を読んで「なぜか大笑い」の魔物になぜか大笑い。

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