【感想・ネタバレ】鎌倉ものがたり 29巻のレビュー

同作者の作品、『Always三丁目の夕日』が2005年に実写映画化されましたが、この『鎌倉ものがたり』も同じく実写映画が公開されます!
作品の主人公は鎌倉に住むミステリー作家の一色正和と、幼な妻の亜紀子。
古都鎌倉を舞台におこる、数々の珍事件を、一色先生が名推理で解決していきます。
マンガの中では様々な魔物や、亡霊、妖怪、魑魅魍魎が出てきますが、その画風から、おどろおどろしいイメージは全くありません。
ミステリー要素がありつつも、人情味のある話が多く、ほのぼのとした気持ちにもなります。
また、作者はスクリーントーンをほとんど使わないそうで、着物や小物の柄、背景などに手描きの温かさが表れており、そういった描画を見つけるのもこの作品の楽しみのひとつでもあります。
鎌倉の観光名所や江ノ電、由比ヶ浜などはもちろんのこと、鎌倉周辺のあまり知られていないスポットが舞台となることもあり、読後はものがたりに登場した場所に行きたくなってしまいます。
一話完結であり、肩の力を抜いて読める、不思議譚です。

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Posted by ブクログ 2012年07月16日

新幹線の中で読む用に買ったけれど、なかなか面白かった。当たり前に魔界の話が出てきて、人間と関係してて、いいね、この世界。

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Posted by ブクログ 2012年07月24日

 うう…ん。
 「この夏は節電しなくちゃね~」「ヒトダマクーラーがあればいいのにね~」と自然にこの鎌倉世界が体に染み付いているほど大好きな作品なのですが、この巻は全体に息切れを感じました。長期連載なのでマンネリも出来の良し悪しもそりゃああると思いますが、それにしても谷回ばかりが1冊に集まったような印...続きを読む象。
 でもでも、大麻(おおあさ)ラリ子のネーミングは素晴らしかったですwww

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