【感想・ネタバレ】神童 1巻のレビュー

あらすじ

天賦の才能で世界のピアノ界に華々しくデビューする『神童』と呼ばれた少女の努力の過程を描いた感動の物語。手塚治虫文化賞マンガ優秀賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞をダブル受賞!!

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肩の力

肩の力が抜けている。こういう作品もあるんだ。おちょくられているようで、ちゃんと成立させているような。

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2024年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全巻とおしての感想です。
特権的な才能を持つ少女と、気は優しいが輝くような才能にはめぐまれなかった青年の物語。
せんじつめれば
神から愛された才能を持つ少女は、その才能を発揮していくが終盤、その才能を使って創造するすべを失ってしまう。
一方、受動的的だった青年は徐々に自らの技術を磨き、自分の進むべき道を見いだし、進む道を失った天才少女の再起を手助けする。
物語というものは多層的な構造を持っているものであるが、たとえぱこの「神童」という物語は、そのような点において「ハチミツとクローバー」という物語と近しい構造をもっていると思いました。作品のテイストは大いに違うのですが。
ワオが耳の良さを生かして伴奏者としての道を見いだし、ハチクロの主人公が建築修復の仕事を志すというのも個人的には興味深かった。
実はこの作品については映画は未見だが、シナリオを先に読んでいた。こちらはワオの音大入学までの物語となっている。
それで両方読んだ感想。
圧倒的に漫画の方が面白かった。
ただ、うたの父の死についての解釈をあのように大きく書き込んだ点は
シナリオならではの読みどころだったのかなとも思える。
漫画ではここまではっきりとは描かれていなかった。
小説版も読んでみよう。

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2011年03月08日

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