【感想・ネタバレ】骨を喰む真珠のレビュー

あらすじ

「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」

大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。
大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。
調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。
一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。
返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。

もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。
「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」

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ネタバレ

当たり!
めっちゃ面白くてあっという間。
秘密はかなりの予想外だった。
悲しい物語でもある。
ただ最後の手紙が気になってて仕方ない。
北沢陶さんのは初めて読む。
ホラーからのホラーだったな。
え、最後の手紙は一生わからないんかな。
気になりすぎる。これは鈍器本でもいい、もっと深掘りした長い話と終わりが読みたかった。

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2026年07月26日

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ネタバレ

をんごくに引き続き大正時代が舞台。今度は人形ですか。人魚の肉は古来より食べると不老不死になると言われるけれど、その辺をベースに進んでいくサスペンス。人魚というのものが出てくるので映像は中々難しいかもしれないけれど、最後の辺りの工場のシーンは映像にしたら…と思った。をんごくがとんでもなく話題だったので読んでみたらこちらの作品も素晴らしかった。

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2026年02月04日

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ネタバレ

大正14年、新聞社で記者として働く新波苑子は、自身が担当する悩み相談コーナー宛に、不審な投書を発見する。送り主は大手製薬会社社長の息子である丹邨孝太郎。助けを求めているのではと思った苑子は、伝手を便り、社長の娘である礼以の絵画の教師として丹邨家に潜り込む。孝太郎は、15歳の病弱な少年だった。自身も慢性的な咳に悩まされていた苑子は、発売前の丸薬を礼以からもらう。その劇的な効果に驚く苑子。しかしそれは、苑子を逃れなくするための巧妙な罠だった‥。

苑子は、丸薬に人に似た生き物の骨が使われていること、礼以が実は人魚(!!)で、丹邨家を支配していること、孝太郎と自分は丸薬の実験台にされていたことを知る。深窓の令嬢然としていた礼以の正体はあまりにギャップがあり、あんなに可愛かったのに‥と、少なからずショックを受けた。そして、社長秘書である白潟譲も実は人魚で、家族や仲間を礼以に攫われたため、助けるために社長秘書として働いていた。苑子は丸薬の原料には、礼以とは違う種族の人魚の骨が使われていること、おそらく白潟の仲間の人魚が犠牲になっていることまで突き止めるが、実験の影響で命を落とす。

主人公が物語半ばで死んでしまい、かなり驚いた。後を継ぐのは、苑子から調査内容を記した手帳を託された白潟と、姉の行方を探す苑子の妹、栄衣と、苑子の同僚の楢操。チャキチャキと物怖じしない栄衣と、苑子に対して冷めた目で見ていた操は、温度差はありながらも協力し合い、白潟と共に、丹邨製薬の秘密の工場に忍び込む。
そこで3人が目にしたのは、あまりに残酷でおぞましい光景だった。

白潟が助けたかった家族や仲間たちはすでに正気を失い、仲間を解体する"職工"まで担っていた。栄衣もまた、礼以によって変わり果てた苑子の姿を見せられる。栄衣、よく発狂しなかった‥。逆に発狂してしまった白潟の、"人魚の咆哮"により、3人はなんとか工場を脱出する。礼以は、発狂した白潟に食い殺されてしまう。それ以上の非道な事をしてきたのだから、当然の報いといえばそうなのだけど、主人公側にそこまでさせてしまうのが、私にはかなりの驚きだった。
工事内での一連の描写は、本当に何というか‥グロテスクで、悲しくて、痛ましかった。

正気を取り戻した白潟は、なんと、社長秘書として復帰する決意をした。社長の光将は、礼以の支配下で禁断の丸薬を作っていたものの、製薬会社の社長としての矜持はあったのだ。孝太郎や、病に苦しむ人々の為に真っ当な商売を再開した。

孝太郎が新聞社に手紙を出さなければ苑子は死なずに済んだけど、礼以の悪魔の所業は続いていたと思うと、複雑な心境ではある。人魚というファンタジー要素がありながら、あまりに暗くて陰惨な印象が強く残った。それでも、物語としては面白かった。
栄衣と操、白潟と光将には、苑子の犠牲を無駄にしない生き方をしてほしいと思う。

最後に。「骨を喰む真珠」というタイトルと表紙のイラスト、コワイけど綺麗。

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2026年07月08日

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ネタバレ

表紙とあらすじに惹かれて購入。期待に応えてくれて満足の一冊。大正時代が舞台で読めるか不安になったけど全然気にならなくて安心。初めは飲まされてる薬が麻薬の類でそれを追う記者の話かと思えば、まさかの人魚の骨が材料だとは。一歩間違えば馬鹿らしい話になりかねないのに、そうならない所が素敵。

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2025年11月07日

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ネタバレ

時代背景が昔で、女性の新聞記者が家に潜り込んで取材をする。
そんな感じかと思ったら、途中からやたらと危ない感じがしてきて、ついには主人公だと思ってた人が殺されちゃうなんてびっくりな展開。
さらに人魚とか出てきて、ファンタジーだったのかとまた驚き。
昔の関西風の話し方が良かったな

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2025年09月08日

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ネタバレ



初めは少し古い言葉で読みづらいかなと感じながら読んでいましたが進めるうちに手が止まらなかったです。
 
まさか人魚が出てくるとは...ホラー作品とは知っていたので少し構えていましたがとても楽しめました。

タイトルの回収も読み進めていく内に納得し、表紙にゾッとしました。とても面白い作品でした!

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2025年08月09日

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ネタバレ

苑子。みさお。大正時代。女性記者。丹邨孝太郎。礼以。丸薬。咳。大阪。白潟。人魚。骨。血。工場。災い。

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2025年07月24日

ネタバレ 購入済み

をんごく、の作家さんなんですね。私は断然こちらのほうが好きでした。
一作目のほうはさほどハマらず頑張って読み進めたくらいですが、こちらは一気に読んでしまいました。

結構みんなキャラが立ってるので、あのひとも人魚?でも気持ち悪いとかほかの人魚に言ってるし、、なぜ人魚がそこまで人間社会に簡単に掌握できるような術をもてたのか、どんなバックボーンがあるのか、そこがすごく気になりました。説明はないんですけどね。
で、あの捕まってた人魚たちはなぜあのようになってたのか?なにか拷問でもされてああなった?それとも、人魚という元は魚だから野生に戻ってしまうのか、そこももう少しバックボーンが知りたいんですが。
村が襲われたとき男女数名いたというし、ほかに誰が?
れいさんと人魚について詳しく知りたかった。。
結構想像に任せますみたいな場面が多かったんですが、とにかく面白かったです。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2025年03月25日

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ネタバレ

骨か。


美味しいものを食べる。

またあのお店のアレ食べたいな…って思うし
実際にまたお店を訪れて食べる。
中毒性があるなぁ。って。
でもさ、まさに【中毒】になるような物質が
この料理に入ってるんじゃないでしょうね?!
って思う。(人を信用しないタイプ)

これは、薬だったけど…

症状が治まると思えば薬飲みたいよね。
薬の成分なんて知らないからなぁ
製薬会社に何飲まされてるかな私。

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2025年11月17日

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ネタバレ

序盤の不気味な雰囲気とヒヤヒヤする展開がとても良かったです。
最後の展開が少し残念でしたが、怪物的な恐怖と、支配の恐怖みたいなものが重なっていて、とても面白かったです。

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2025年09月23日

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ネタバレ

展開は想像通りに進んでいくので意外性はないが、文章が面白く読みやすかった。
前半はぐんぐん引き込まれていったが主人公が死んでからは面白さが失速。

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2025年08月20日

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