あらすじ
【全巻カバー描き下ろし!WJ連載時のカラーページを再現し、既刊JC37巻を物語の節目ごとに巻を区切り直した全25巻の新装彩録版!※配信済みの『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』から一部加筆、修正しております。ストーリーに変更はございません。】【ページ数が多いビッグボリューム版!】レオナ姫の呼びかけで、各国の王がパプニカ王国に集結し、魔王軍に対抗するべく世界会議(サミット)を開催。一方ダイは、伝説の名工ロン・ベルクと出会い、勇者の剣の完成を急ぐ! そんな中、鬼岩城によるパプニカ奇襲作戦が開始される!!
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Posted by ブクログ
新装彩録版10巻。鬼岩城とダイの剣誕生です。超魔生物化するハドラー。ポップの帰郷とロン・ベルク登場。鎧の魔槍ヒュンケルVSミストバーン。
ベンガーナ国王のクルテマッカⅦ世と戦車隊のアキームさん登場。何気にいいキャラの2人です。今後も要所要所でいい味出してくれますね。アキームさんは武人として。クルテマッカⅦ世は後援者として。
ダイの剣が完成するまでの間、ダイ抜きでミストバーン軍団と戦うこととなったポップたち。無限に湧き出るモンスターを撃退する中、新たに魔槍の力を習得したヒュンケルの加わり、ミストバーンとのボス戦となります。
無尽蔵の雑魚を薙ぎ倒してゆく時のマァムの強さが素晴らしい。シンプルな力が一番強い、という真理を見せつけるのはいい。強さが絶対ではない、というのはテーマの一つであるけども、強さなしでは何もなし得ない、というのも事実。アバンの教えでもあるし、ハドラーやバーンの拠り所でもあるし、ダイが悩み続けるところでもあります。
ヒーローは遅れてやってくる、の言葉を借りるなら、ヒュンケルやダイがこの場面では当てはまるのですが、チウやバダックさんが前フリとなっているのも見逃せないかな、と思います。なんだかんだとコメディ担当になる2人ですが、漢気あふれるコンビなのですよ。前フリには違いないですが。ここがあっての真打登場なので。
その真打として、ダイの剣装備の勇者ダイ参戦。
「ダイの大冒険」でいうと真魔剛竜剣のような、古来から伝わる伝説の武具というのもいいのですが、これからの活躍で伝説の装備になるぜ、というのも趣があってとても好き。DQⅢで勇者が装備していた武具が、ロトの装備として後世に伝わったみたいなやつですね。
ダイの剣で真っ二つにされた鬼岩城。それを見て闇の衣を脱ぎ捨てようとするミストバーン。ここで中身を披露していたら、全滅確定でした。全員、ワンパンで粉砕されて世界終了だったでしょうね。キルバーンナイスアシスト。
撤退したミストバーンとキルバーンを追いかけて、突出したポップがたどり着いたのは死の大地。展開が早い。
ゲームなら、結構な間セーブしてなくて、不意打ち全滅で泣くところです。
最近のオートセーブは非常にありがたいのだけど、hageた時の絶望感が薄くなりましたね。ありがたいんですけどね。