あらすじ
4巻で出番のなかった犬養は深刻な超巡不足に苦しんでいた! 禁断症状(いつもの)に喘ぐ犬養のキャパが限界を迎える時、その身体が謎の光に包まれて――!? 一方、そんな上官の世話に明け暮れる恵那院の元に新たな補佐役(もんだいじ)・難癖ハレンチ警察の真噛明日香が着任! 手のかかる上官と部下に挟まれる毎日…。ストレス解消の矛先は意外な所へ――!? 予測不能の超能力ポリスコメディ第5巻!!
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超能力 × 警察ギャグ、ここに爆誕!!
この作品の主人公・超条巡は、珍宿西交番の巡査長にして、超一流の“超能力者”。
なのだが、その能力の使い道がひたすらにくだらない。
子どもたちとのヨーヨー対決、カードバトル、果てはコンビニでの神対応。
本気を出す場面は街の平和を守る時…のはずだが、どうにもその信頼度は微妙である。
そんな超条先輩の行動には、思わずツッコミを入れたくなってしまう。
だが、それ以上にツッコミどころ満載なのが同僚たち。
中でも、ツッコミ役…のはずの後輩・一本木直は、驚異的な柔道センスの持ち主。
彼女の投げ技は、ギャグのキレと同じくらい鋭い。
かつての少年ジャンプを彷彿とさせる“警察官ギャグ”の新たな系譜。
肩の力を抜いて読める一冊、ぜひこの機会にチェックしていただきたい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今巻は、犬養警視の活躍が多かったり、新キャラクターの真噛明日香が登場したりと、警察サイドが中々にぎやか。ネジの飛んだボケが行き交っていて面白い。
Posted by ブクログ
お爺ちゃん、推し活、Ω、奇祭、ゲーセン、破廉恥、探偵ごっこ、カレー、分裂の5巻。
一本木巡査のネクタイの隙間を指摘するのは、よくないと思います。あれ、ちゃんと破廉恥なやつなので。エロガキとかが突っ込むと、生生しいので、破廉恥さんの登場か。この回の破廉恥は置いといて、一本木のちょろさかわいさが随所に感じられる5巻だったように思います。探偵ごっこの超能力リプレイで、巡回行くから鼻歌歌うとこ発覚しちゃうとかさ。花園さんどうなってしまうんだ。
犬養と花園の嫉妬によって生み出されたモンスターが、珍宿を蹂躙する日も近くないのでは?
巻末おまけで恒例になってきた三国志トーク。
登場人物のこの人は、誰に憧れますか?の質問なんですが、おもちゃ屋門田が諸葛融で、ほっさんが張飛だそうです。
となると、門田さんは霍去病みたいなエピソードある人は嫌いでしょうね。なかなかお眼鏡にかなうような歴史人物はいなさそうな感じ。侠客列伝とかが好きかなぁ。
ほっさんの酒飲みだから張飛、というのは大変に好ましい。酒の上での失敗繰り返すんだろうなぁ、きっと。
いっそのこと、人物調書における16タイプ性格診断の項は、三国志で好きなキャラは、にしてしまってもいいじゃないのかしら。