あらすじ
元極道・非有児(ヒュージ)×ドスケベ中坊・伴くん、交わるはずのない2人が出会う!! 伴くんにメイドカフェを紹介された非有児は次第にその魅力にハマっていき――? さらに超巡がまさかの地下アイドルデビュー!? 予想以上の人気を博してしまった巡子こと超巡、その嘘はとびきりの愛となるのか――。(ならない)予測不能の超能力ポリスコメディ第4巻!!
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超能力 × 警察ギャグ、ここに爆誕!!
この作品の主人公・超条巡は、珍宿西交番の巡査長にして、超一流の“超能力者”。
なのだが、その能力の使い道がひたすらにくだらない。
子どもたちとのヨーヨー対決、カードバトル、果てはコンビニでの神対応。
本気を出す場面は街の平和を守る時…のはずだが、どうにもその信頼度は微妙である。
そんな超条先輩の行動には、思わずツッコミを入れたくなってしまう。
だが、それ以上にツッコミどころ満載なのが同僚たち。
中でも、ツッコミ役…のはずの後輩・一本木直は、驚異的な柔道センスの持ち主。
彼女の投げ技は、ギャグのキレと同じくらい鋭い。
かつての少年ジャンプを彷彿とさせる“警察官ギャグ”の新たな系譜。
肩の力を抜いて読める一冊、ぜひこの機会にチェックしていただきたい。
感情タグBEST3
匿名
沼駿先生の描く女の子が可愛い
どの話も非常に素晴らしかったのですが、特に巡子ちゃんの回がとても良かったです。これからもレギュラーキャラとして定期的に登場して欲しいです。
Posted by ブクログ
今日も珍宿で多発する非日常の事件の数々。
テレビ取材(やらせ≠演出)、妄想デート、捨て犬、マッドトマト、ゴリラ、アイドル、拉致監禁、お色気ハプニング。
一応、超巡の根底には善の心があるので、カスサマナーみたいなことにはならない路線なんですが、労働と心労の日々から逃げたくなるよね、という33話が4巻ではお気に入りです。一本木の強さと怖さが垣間見えるのもいい。「貨幣経済の外にいる」というセリフ好きです。超能力でなんだかんだと強者感出ている超巡ですが、有能であるというのが一番の強みであって、強者という点ではシンプルに制圧力の高い一本木が最強なんだと思います。
間、単体か集団なのか銃火器相手とか、いろんな要素で変わるんでしょうけど、本気でキレたらやばいよね、という怖さですよ。やはりてっしーと通じるものがある。彼女も手羽先関係では恐怖の大王でしたしね。