あらすじ
惜しみない優しさをくれるこの方を、わたしは知らない。
春を迎えれば贄姫エデルが辺境の国オストロムの黒狼王に嫁してきて丸三年になろうとする頃。義理の妹リンテと訪れた領主の館で、謎の占い師にオストロムに来てからの記憶を封じられてしまう。記憶が戻らないエデルに変わらない愛情を向ける黒狼王オルティウスだったが……。
――彼の人が愛しているのは、記憶を失う前のわたし――
もどかしい思いと不安に苛まれる中、さらなる困難が降りかかる! 運命の恋を取り戻す、波瀾万丈のシンデレラロマンス新シリーズ第1巻。
感情タグBEST3
愛とは狂気でもある
作家さん買いです。
今回はエデルが超大変だったし、双子もオルティウスもすっごく大変な事態に読んでいるこっちもアワアワしました。
ダレがドレで何だっけ?と思うこと何百回。
いろんな執念がてんこ盛りの一冊でした。
オルティウスが過去を振り返り自分を殴打したいというシーンには笑いました。
みんないろんな事情があったわね、と親戚みたいに思いました。
次の巻も楽しみ!
この作品が大好きです
前作の続編なのであえて『新』をつけなくても良かったのでは?と思いました。
サブタイトルが新しくなったんですね
巻が進む毎に家族が団結していく様やエデルの王妃としての成長ぶりが頼もしくて。特に今回はミルティア王太后の祖国やリンテの思春期などが主体でエデルの記憶喪失は終盤まで気を揉みました。リンテも無事で良かった。
男性優位思考の彼だけは嫌いですね。でもどこの国でも昔はそうゆう思考だったんでしょうけどね。この彼も労働に従事する事で良い変化がある事を期待してます。
今回、エデルの記憶喪失があったためにオルティウスはかなり我慢してたので次巻ではイチャイチャ復活して子供が増える事を期待してます。
次はルベルムが事件に巻き込まれてたりしてね