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切なくて優しいよいお話です
初めて読む作家さんでしたが、どの登場人物も魅力的で、とても切なくて優しいお話でした。
絶望の淵から救いあげられて、秘密だらけでもあいそしてくれるヒーローに出会って彼女が変わってゆくプロセスがとても丁寧でよかったし、
ヒーローのミュレ以外への冷酷さがまたなんとも言えないよさがありました。
不安がりすぎるヒーローというのも趣深いですな。
他の作品も色々読みたくなるお話でした。
よかったです!
響鳴奏士。
無実の罪で家族とともに断罪された銀音の聖女。彼女は誰に、何故嵌められたのか。
ヒーロー側の事情とリンクした瞬間、ゾクゾクしてしまった。
人を信じることができなくなった聖女が、命をかけて旋律を刻む。
あぁ、涙が止まらない。
クール且つ重厚感があり、スチームパンクを好む方には刺さりまくる世界観。
匿名
一気読み
面白かったです、一気読みでした!
世界観も面白いけれど、主人公たちの心情の移り変わりが丁寧に描かれていて、特にヒロインには泣かされました。
オススメです!
それと、キャラ等が反映されたネーミングが面白いですね。
お気に入りは、ツヴェルク・ヴィンター。
正に冬の小人w
仕事の速さといい、主がいちゃこらしている間に、食事が用意されていたり、至れり尽くせり⁈
グリムの小人と靴屋かい?!と思わずツッコミましたw
ヒーローにハマらなかったかも…
世界観、設定は好きでした。ヒロインも良い子で好感もてます。
ただヒーローが合わなかったなぁ。執着、束縛系は好物なんですけど、なんていうか、人間的に小さい男というか。
ミュレを助けてくれた女性との文通に嫉妬したり、命の危機に動揺して過呼吸になったり、親に愛されず育ったバックボーンがあるにしても、ちょっと王族ヒーローとしてはいろいろ情けない。
宰相娘の対応しかり、ミュレ以外には冷酷なくせに、その場の判断が甘いというか。
あと、ミュレを嵌めた犯人の結末は1〜2行で纏められ、真の黒幕本人はお咎めなしというのも納得いかず。
やっぱ明確なざまぁが無いのはモヤッとするかも。
ストーリーの大筋は好きだったから、なんかいろいろ惜しかった。
あくまで個人の感想です。