あらすじ
伯爵令嬢のエステルは、聖女を輩出する名門・シャルリエ伯爵家に生まれながら魔力量が少なく、見た目が美しいだけの『顔だけ聖女』と揶揄されてきた。
欲深い義妹に聖女の座を奪われ辺境の地へ送られる道中、エステルは何者かに殺害されてしまう。しかし目が覚めるとそこは一年前で、冷酷だった婚約者の公爵様が愛を囁くようになっていて――!? 「俺は初めて会った時からずっと、君が好きすぎるんだ」 「……!?」
感情タグBEST3
甘い
闇属性魔法でも浄化できるというのは新しいと思いました。
いくら第2とはいえ、王子とその婚約者がカフェを経営、営業とは、無理し過ぎないでほしいと思った。
婚約者への想いを嘘偽り無く伝えてくれるのは、恥ずかしいけど、信じられるし、なにより嬉しいですよね。
面白いし、可愛らしい話。王子、闇属性で良かったね。本音ただ漏れの王子に、恥ずかしがりながらも慣れていくヒロインが面白いです。悪役の妹はやなやつだけど、両親に一番問題があると思う。もう少し改心するか、とことんザマァしてほしかった。
甘い
2人のやりとりが甘くて気持ちが上がります。
本音ダダ漏れのイケメン王子さまと使い魔の突っ込みも小気味良く。
実の両親があまりにも頼りなく情けなかったけれど、そこはヒーローさすがのフォロー。
図々しい欲しがり義妹のざまあ、カフェ続行とヒロインの安寧のためにヒーローの暗躍ぶりが凄まじい。
読後感良いです。
ヒロインの切り替えの早さや前向きな所、とっても素敵だ。彼女の両親も決して悪い人達ではないんだろうけど…ヒーローがびしっと言ってくれたお陰でモヤモヤせずにすんだかな。
そんなヒーローの本音だだ漏れタイムはニヤニヤが止まらないのよ(笑)途中から開き直ってるし、使い魔とのやり取りも最高。
聖女と闇魔法の組み合わせもなかなか斬新で良き。
この一冊でも大満足の内容だが続巻も楽しみで仕方ない。
コミカルなやり取り
ヒロインが義妹に立場を奪われた挙句命まで取られた…と思いきやその手前まで時間が巻き戻った世界という設定。
ヒーローと使い魔のやり取りには思わず笑ってしまいました。ヒロインの実の両親にはアホなことをして、と呆れるほかありませんが、ヒロインの塩対応はもっともです。
もう面白すぎです。エステルに関しては嘘がつけなくなった婚約者のルシアンとそんなルシアンに対して遠慮がなくなってきたエステルの掛け合いが絶妙です。嬉しいことにこの物語は続くのですね。楽しみです。