【感想・ネタバレ】夏の子供 魚住くんシリーズVのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

全5巻。ついに読み終わってしまった。
最終巻である「夏の子供」が1番好きだ。
太一と魚住のふれあいが温かくて微笑ましくて、とっても好き。
あ、あとお祖母さんお手製の肉団子が食べたい。

沢山の出会いと同時に、沢山の死が描かれているシリーズだった。
魚住を通して、いつか迎える大切な人との別れ、自分自身が居なくなったあとのこと、そしてそれは突然訪れるのかもしれないという現実を考えざるを得なかった。

魚住のあまりに不運な生い立ちに胸を痛め、久留米やマリ、サリーム達との出会いを得て取り戻していく魚住の人間らしさに胸が温かくなる。良かったね、と魚住をだきしめたくなる。
このシリーズに、みんなに出会えてよかった。

魚住と久留米の関係にはヤキモキしたりもしたけど、魚住には久留米じゃないとだめだし、久留米には魚住じゃないとだめなんだよな。なんて温かくて素敵な関係。いいなぁ、いいなぁ。どうぞ末永くお幸せに。

表紙のイラストもとても良い。
5冊とも読み終わった後に改めて表紙を観ると心にじんわり沁みる。
はあ、良いシリーズだった。

0
2023年10月03日

ネタバレ 購入済み

さいこう

ただ2人の恋愛の話だけが書かれているのではなく周りの人達の話まで深くかかれていて、登場人物一人一人に愛着が湧きました。真澄の感情がだんだん豊かになっていくのがとても嬉しく感じました。

#胸キュン #感動する #深い

0
2023年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

去年読んで最終巻手前で止めてたシリーズを夏の塩から読み直し、ようやく最終巻まで読みました。

読めなかったのは飽きたわけじゃなく、もったいなくて。


読みながら薄々感じていたものが確実になって、泣きながら読みました。メッセージの時泣いたのとはまた違う、なんだろう。
普通、BL、というかこうした同性愛ものだと嘘みたいにハッピーエンドだと思うんだけど、途中からBLなのか?と思うくらい二人の関係が自然なものになって、またテーマがもっと重いものが見えた。別にバッドエンドでもない。ハッピーエンドでもない。そうした括りが必要ないほど、自然に流れていく終わり方。
辛い、けど『進んでいる』。
辛い別れが多いほど好きな人が多かったんだ。幸せだったんだ。
死んだ時、誰かが悲しんでくれて、でも引きずらないで、でも時々は思い出してもらって。それでいい。


魚住真澄というキャラクターを通して、『生と死』についてずっともやもやしてたものが少し晴れた気がする。
作者に諭されていたように感じた

大好きな祖母がなくなった時といろいろ重なって、辛いけど励まされた。

『夏の塩』を読み始めた時は予想もしなかったが、本当に読んでよかったと思うシリーズだ。

0
2017年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魚住くんシリーズ最終巻。
最後まで一気に読みました。

暗に、アメリカに行っても魚住と久留米の関係が続いてることが描かれているけど、正直物足りなかったというか、モヤモヤしたというか・・・もっと二人がいちゃこらしてるところも読んでみたかったな!という感じw

次巻が出るのを楽しみにしていた日々が終わったのかと思うと、ちょっとさみしい><

0
2015年06月30日

「小説」ランキング