あらすじ
ある日、従妹と共に異世界へと飛ばされた玲奈。見知らぬ男女が集められた王宮で目覚めた玲奈は、ここが番(つがい)という運命の相手が存在する魔法の異世界で、獣人の花嫁や花婿として幸せに暮らしていくために召喚されたと告げられる。
ところが、獣人が迎えに来るはずのお披露目会で、玲奈の番(つがい)だけが現れなかった――。
「そう、私に恋のご縁はないわけね」
己の恋に見切りをつけた玲奈は商会の通訳・翻訳担当として仕事をこなし、いつか異世界をひとりで旅する日を望みながら生活を送るが、何者かの思惑によりあらぬ疑いをかけられてしまい――。
運命に翻弄されつつも、たくましく異世界を生き抜く玲奈の物語が幕を開ける!
感情タグBEST3
ご縁が
タイトルとは逆で、ちょっとしたご縁があってこの本を読みました。
番とかのある世界。急に花嫁や花婿となるべく異世界に誘拐される(実際レイは女神の加護が薄れて夢で元の世界の様子を夢に見ていた)のは異世界の人たちの身勝手さがでるよね。
元の世界の人たちともなかったことに薄れさせてしまう女神様の力が働くのであれば、神隠し的なものは異世界に連れ去られた?となる。
レイは偶然が重なって異世界で不都合なことばかりに巻き込まれ国を出る決意をするんだけど、実際は勝手に出たらあかんかったし、手伝った獣人たちも罪になる…いや、説明足らんよ。
大公様が誰かに頼ればというが、19歳の女の子が従姉妹と別れ、悪意あるの声の中で誰も信じられなくなるのはわかる気がした。だから責めてはいないのだろうけど、頼ればよかったのにと言われるのはレイが悪いと言わんばかりでちょっとモヤッた。
いいところで終わっているので続きを楽しみにします。
不条理に納得できない。求即解決
異世界転生は、そもそも誘拐で異世界人にとっての幸いでも転生者自身にしてみれば訳もわからす世界から切り離された不幸。ってのは最近よく書かれていることですが、この作品はつっこんでくれてると思う。
勝手に呼んどいて想像や思い込みで傷つけたり、自分達の欲求を満たすために利用しようとしたり(宝珠の館って何でよ?関係ない人のために悪意を受ける盾にするって何様?)違う世界に生まれた番なら今生では会えなかったとなるものを、女神が無理やり呼びつける?どんだけこの異世界中心なんだよ❗っていう私らからしたら信じられない世界のお話になってますね。
早く2巻出してくださいませ。
玲奈ちゃんがあまりにも可哀想です。リアムさんが番の相手で、ふたりが幸せになれる結末を期待しています。で、勘違いやろうども(商会長夫人含む)には 鉄槌を下してください。腹の虫がおさまらないです❗
ひとまず
この先スッキリする展開になると信じて⭐︎4を付けましたが、2巻もこの調子だったら⭐︎1に変えます。
1冊丸ごと読むのに忍耐がいるってなかなかだよー。苦しさの後のカタルシスに期待。
追伸 感情タグにイライラが欲しいw