【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪のレビュー

あらすじ

湯けむりの街、別府。無量は依頼を受け、古墳時代の遺構の学術発掘に赴いた。
人材育成を兼ねた発掘らしく、若い参加者も多い。
別府温泉は「地獄」とも呼ばれると知った無量は、やっと力を取り戻した〈鬼の手〉の本領発揮と張り切るが――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

血なまぐさい感じ満載で終わらなくてよかったなーと思いました。そして、今回は若者風な言葉遣いが、あまり鼻につかなかった(笑)。

毎回思いますが、その土地土地に伝わる伝承とか、歴史とか、面白いです。どこまで、事実か見極めることはしませんが、今まで旅行で行ったことのある土地に関連する事柄とかでてくると、特に楽しめます。

0
2023年10月15日

ネタバレ 購入済み

無量は、移籍するのか?忍は、それを阻止できるのか?
今回も、鬼の面の発掘から始まって、波乱万丈。山津波にのまれた宇龍谷の如意輪寺、そこから持ち出された、銅板経の行方。それを巡る宇龍谷の生き残りの五家(鬼)+カイシャク役。なかなかに、ハードボイルド&ドラマチックだった(笑)

0
2025年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遺物が持ち去られるのが伝統芸能のこのシリーズだが、まさか持ち去られた物が何か分からないパターンが来るとは思わなかった。
まずはそこからかい!という。
しかも犯人候補は「五鬼」のどれかという、候補も多いので難易度が高い!
よくぞ1巻でまとめて解決できたなと読み終えて改めて凄さを知るという。
結局出てきた遺物も凄い発見になっちゃったし。
歴史が変わりそう。

吹っ切れてからの無量くんが楽しそうで何より。
今回は後輩くんみたいなキャラもいたから、余計に楽しそう。
それだけに、転属の話の不穏さが増すという。
忍ちゃんは(読者も)移籍先のやばさを知っているけれども、それを伝えるとなると自分の立場を明かさないといけないし、このもどかしさ、やるせなさよ。
無量、自分で気付いてくれよと願ってしまう。
今回の事件は解決したけれども、この無量くんの転属の話は結論出ないままになってしまったのも、もどかしかった。
持ち越しか……焦らしますなあ。

0
2023年11月24日

「小説」ランキング