【感想・ネタバレ】斬新 THE どんでん返しのレビュー

あらすじ

多くの読者から支持を集める「どんでん返し」シリーズ。今作でも、いま最も読みたい気鋭の作家が集合した。アイドルグループに所属する主人公の企みを描いた――芦沢央「踏み台」、殺し屋という裏の顔を持つ男が遭遇した事態とは――阿津川辰海「おれ以外のやつが」、時代ミステリーならではの動機に目を瞠る――伊吹亜門「遣唐使船は西へ」、残された手紙から謎を読み解く――斜線堂有紀「雌雄七色」、そしてクローズドサークル+ロジック――白井智之「人喰館の殺人」。少しの時間で大きな驚き。圧巻のミステリーアンソロジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

若手作家によるどんでん返しの短編集。
どの短編も後味が悪く、面白かった。
特に『遣唐使船は西へ』は殺人の動機が苦しく、希望もなかったし、『人喰館の殺人』は最後が狂気を感じて怖すぎる(自分を食べていたよね…?)

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルどおり
どんでん返しを集めたアンソロジー。

「踏み台」芦沢央
「おれ以外の奴が」阿津川辰海
「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
「雌雄七色」斜線堂有紀
「人喰館の殺人」白井智之

最初からどんでん返しがあるもの、という
前提で読み進めながらも楽しく読めました。

芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。

「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
主人公がやられてしまうのか?と
ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
でも、最後はちょっと哀愁。

「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
描かれたミステリー。犯人もこの話ならではの、でした。

「雌雄七色」
なるほどーと、なんとなく読み終えましたが、
改めて正しい順番で読んだり、最初のメールを
読み返してみたら、ああ…と思う…良作でした。

「人喰館」
よくできているけれど、エログロがきつくて
読み進めるのがきつかったです。最後まで。
復讐方法でぎょっとした時点で止めておけばよかったかも。展開は意外で面白い。でもえぐくてきつい。

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2023年09月04日

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