あらすじ
私は今から破滅するようです――私の策略通りに。
後妻として迎えられた母とともに伯爵家の一員となった元平民のウェルミィ・エルネスト。そんな彼女は家でも貴族学校でも同い年の義姉を虐げ、後継者の地位も婚約者も奪い取り、最後には冷酷と噂される魔導卿に義姉を売り飛ばす。地味で冴えない義姉に抗う術はない。すべてはウェルミィの思うがままに。それからしばらくして、魔導卿から夜会の招待状が届く。自身の婚約者として義姉を紹介するのだろう。父母とともに夜会に参加するウェルミィだったが、赴いた先では華やかな宴……ではなく、『義姉を虐げた』として伯爵家への断罪が始まった。すべてはウェルミィの策略通りに――これは自分が憎まれても義姉を幸せにしようと企んだ、一人の悪役令嬢の物語。書き下ろしストーリー「魔導卿と悪役令嬢、王太子とシンデレラ」を収録！
(C)2023 Mary=Doe┴(C)2023 Kuga Huna
感情タグBEST3
深いです
ただただ 読んでほしい。
それぞれが予想の上を行く
上っ面だけを見ているとわからない各々の矜持があってそれが深い。(無いやつもいましたが浅い奴でしたね)
読んだ上で、この読後感を共有してほしい
鮮やかでした
鬼畜のような両親から義姉を守るために、諸共に断罪される道を突っ走るウェルミィ。その意図を知りつつ、自身のことより義妹を守りたいと願う姉。そして多数の思惑を秘める周囲の人達。諸悪の根源である父親を排除できたのは、とにかく鮮やかなウェルミィの行動からだと思います。とても面白かったです。
匿名
ぜひ
タイトルや表紙のイラストから怖いお話なのかもと思い敬遠していたのですが、実際に読んでみたら読み進めるほどにお話に引き込まれ、一気に読んでしまいました。
普段は手に取らない方も、試し読みで心惹かれた方はぜひ読んでくださったらうれしいです。
読み終わったら誰かにこの本のよさを伝えたくなる…。
そしてもっともっと多くの方に読んでもらいたいと願ってしまう…。
そんな魅力をもった一冊です。
素晴らしい
この物語の魅力や見所などをレビューしようとしたが、少しでもネタバレをしてしまえば魅力が欠片ほどでも減ってしまうだろう
その「欠片ほど」が面白さの肝になりそうなので、表紙を見て少しでも引かれるものがあったならぜひ読んでみることをおすすめしたい
匿名
とても良い話なのですが
他の人もレビューしているように、エイデスに対して普通に腹が立つ、原作者さんは余程男の趣味が悪い女性か、モテる男を盛大に勘違いした男性なのかな？と思いました
エイデスがもっとマトモなら最高の物語なのに
匿名
めっちゃよかった。Xさんで偶然にもコミカライズ版の広告に出会い、気になり続けていた作品です。
悪役令嬢ものは何度読んでも良いんですけど、悪役令嬢の追放回避ではなくて、自ら悪役令嬢を演じ追放・破滅を目論む作品に出会ったのは初めてでした。ウェルミィがしたことはどうお義姉様のためになったのか、彼女は断罪のあとどうなるのか、たっぷり記されています。美麗なイラストも表紙だけではごさいません。至れり尽くせりな作品です。
これからも続刊、コミカライズともに追っていきたいと思います。ぜひご覧ください。
あー……良い
最後まで読んだ。
「良い」以外の感想がすぐには出てこなかった。
個人的には、愚かな婚約者と愚かな継母の終わり方が、好きです。
匿名
良かった
ヒロインの知略も実は大好きな義姉にはわかっていて。ドキドキしながら読みました。最後のオトナな二人のシーンで涙腺崩壊でした。
面白いのですが、、
全体的に面白いのですが、、
苦言を少し、、
最近の流行りなのかはわからないのですが、男性の嗜虐的な態度がとても不快に感じます。特にエイデス！
愛でているとかいいながら、それ愛でているの？とにかく不快！
悪いといいながら囮に使うし事後報告。私が不快に思うのが悪いんですかね？
まぁ本が読み終わったので続きが読みたいのでWebの続きを読んでいますが。服従させたい男はダメでしたね。私の好みですが。
Posted by ブクログ
物語序盤でクライマックス的ネタの開示が為され、種明かしと後日談で展開するのに驚く。なるほど本当に書きたかったのは、こちらの展開なのねとほくそ笑む。
望みを叶えるために敢えて我が身を捨てて悪役となった少女の物語。タイトルの意味が胸に響く。
Posted by ブクログ
やっっぱりメアリー=ドゥさんの作品は面白かった！！！コミカライズ版は読んでいたけど、結構1巻でストーリーが進んだ。こ、これ以降何が起きてるのか…
Posted by ブクログ
義姉を虐げ遠ざけて傍若無人に振る舞う妹の真の狙いは、義姉を救うこと
それを取り巻く関係者のそれぞれの思惑
お話としては面白いのだけれども、次巻も読みたいとは思わなかった
シリーズ作品レビュー
