【感想・ネタバレ】誤解された『身代わりの魔女』は、国王から最初の恋と最後の恋を捧げられる 2巻のレビュー

十夜 / 喜久田ゆい

激しい後悔に苛まれるフェリクスにライバル登場!?
――もう一度あの時間をやり直せるのならば、私はどんな犠牲でも払おう。世界にただ一人の魔女であるルピア。彼女が身代わりとなってくれたおかげで一命をとりとめたフェリクスは、ルピアの一途な愛を理解し、彼女に対して誤解していたことを激しく後悔する。しかしルピアはいつ目覚めるとも知れない深い眠りについたまま……。そんなフェリクスのもとを、ルピアの母国から彼女を取り戻しにある人物が訪れる。そしてついにルピアが目を覚ました時、彼女が発した衝撃の言葉とは――誤解のち、激重溺愛♪第２幕！
(C)2023 Touya┴(C)2023 Yui Kikuta

[ころころ · ★★★★★]

号泣

前巻のラストも号泣ものでしたが、こちらはもう最初から最後までずーっと鼻をグズグズ言わせて読みました。

なんて切ない…！！

そしてルピアが眠っている時間は、フェリクスへの恋を失うためのものだったとはっきり分かった瞬間にまたダバーッと涙が。

ひどいねぇ、人間は愚かだねぇ、と思いながら読み進め、みんなが後悔一色になった頃にルピアの目覚め。
どうすんの！
ルピアが変わっちゃったじゃん！と私が怒り心頭でした。

どうするのかしら。
続きはいつ読めるのでしょうか。

ものすごく楽しみです。

＃胸キュン ＃泣ける ＃切ない

[ワンワン · ★★★★★]

フェリクスがこんなにもルピアのことを想う気持ちに魅入ってしまいました。やっとルピアは目覚めました。1巻目同様、これからというところで終了です。続きがこんなに待ち遠しい本は久しぶりです。

[pipi · ★★★★★]

これweb小説でも読めるんですが、書籍版はwebよりもかなり増量されてるからつい購入。これほど続きが待ち遠しい小説も久々かも。

＃切ない

[ブクログ · ★★★★★]

2巻イラストもとても世界観に合っていて優しさと激しさと切なさとどれも丁寧に描かれていて素敵でした♡
前巻末で毒蜘蛛の毒に倒れたフェリクスを救うため、2度目の身代わりをしたルピア。何事も無かったかのように目覚めたフェリクスとは反対に苦しみ、誰が見ても明らかなほど死にそうな様子で眠り続けるルピアを前にしてようやくルピアの魔女であるという秘密が真実であったことを知ったフェリクスの深くて長い後悔と懺悔の日々に胸が痛みました。。。

自分がいかにルピアに対して酷いことをしたのか、それが優しくフェリクスを一途に愛し信じていたルピアをどれほど傷つけたのかを自覚してからのフェリクスの献身はルピアを愛するものの目から見ても呆れるほどの執着っぷりで、やっとかと思うと同時にひたすら眠り続けなかなか目覚めないルピアに切なさが溢れました( இ﹏இ )

長い長い10年もの時間を片時もそばを離れず、ルピアを守護する聖獣バドを初めとしてルピアがこれまでしてきたあとを丁寧に辿り、ルピアがスターリング王国でも愛されていた事を知る度反省を重ねるフェリクスは痛々しかったですが、ここまで考え方を変えてルピアへの愛を自覚した今ならきっともう大丈夫だと信じられました。きっとそれはルピアの母国でルピアを掌中の珠として可愛がっていた家族と最大の恋敵イザークにとっても同じ思いなのではないかと感じました。


しかし現実は残酷で。10年経ってやっと目覚めたルピアの衝撃の発言に、やっと彼女が10年も眠り続けていた理由を知り、フェリクス様の苦難はまだまだ続くのだなと思いました......可哀想ですがどんなルピアであれ有言実行すると思うので応援しています...!!!

[ことり · ★★★★★]

ふはあ〜

ため息…　悪いため息ではなくて満ち足りてうっとりと吐き出してしまうため息。読み終わって、長い旅をしてきたような充足感に浸っています。
全く違う世界に連れて行ってくれる十夜先生、すごい。現実がどんなであっても読むことで救われる、私にとってはそんな物語です。
2人のこれからがますます気になりますが、幸せが待っていると信じて次巻を読みたい。

＃胸キュン ＃切ない ＃アガる

[まぁ · ★★★★★]

フェリクスがようやく真実を受け入れ、後悔と恋慕に苛まれる1巻。10年は長いけどルピアにとったら1週間前ぐらいの感覚なんですかね。
2人の温度差が切なすぎるから3巻では是非フェリクスと周囲に頑張ってもらって元のルピアを取り戻してほしい！

＃胸キュン ＃泣ける ＃切ない

[ねここ · ★☆☆☆☆]

辛かった

、、、読むのが。

いくら何でも持ち上げすぎじゃ無い？
そんっっっっっっっっっっっっなに良い子ですか？
フェリクスはドMなの！？

子供は十月十日で産まれてくるんです！
2年も離れていたのに「貴方の子よ」と言われて、はい、そうですかとなる男は居ません！
普通の反応です。
魔女の片鱗も証拠も文献も「貴方ががっかりするから」とか「魔女の力を悪用されるからとか言って何も見せなかったのに、信じる男は居ません！
もしも私が16歳の知り合いに「私、魔女なの」と言われたら頭の中身疑うわ。
国の連中も実家の連中もただただ「可愛らしい」「優しい」連呼で。。。
実際に魔法を認識して初めて「魔女だったのか」と納得したのに、やれ自分の罪だとか、やれ責められて当然とか、彼女に守られて続けていたとか。
しつこく一冊丸ごと使って「私を責めて」って、何の趣味だよ。

大丈夫なの？

フェリクスは変態並みに眠った妻にベッタリくっついていますが、戦争が終わったばかりの不安定な時からズーーーーーーっとその調子で、国は回らんよ。

思い出も、子供まで成した仲とは思えないほど幼い付き合い。

いくらファンタジーでも有りえん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

レビューが良すぎるのも考えものだね。