あらすじ
誤解のち激重溺愛
『相手の怪我や病気をその身に引き受ける』魔法が使える、世界でたった一人の魔女――ルピア。でも、そのことは秘密。念願叶って初恋相手であるフェリクス王と結婚することになったルピアは、彼のことを一途に想い、フェリクスもまた彼女に魅かれていく。しかし、ある誤解からフェリクスは彼女が裏切ったと思い、冷たくあたってしまう。ルピアはそんな彼の命を救い、身代わりとなって深い眠りについた――その日から始まる長い長い片想いで、息も絶え絶えになった夫が、これでもかと妻を溺愛する物語。「……君が私への思いを忘れても、私はずっと君を愛するし、必ず君を取り戻すから」
(C)2023 Touya┴(C)2023 Yui Kikuta
感情タグBEST3
どこまでも一途で切ない両片思い
発売日を心待ちにしていました!
久しぶりに主人公の心に共鳴して心が痛く涙した作品
純粋で真っ直ぐで、痛みも苦しみも清らかな想いに変えてしまうルピア
だからこそ伝わらない真実が歯痒い
愛とは生とは、やはり清濁が必要なのだなぁと
強くなるとは大人になるとは、知を得て足掻いて深さに変えていくこと
守るだけでは互いに成長できないのですね
エピソードは、まだまだこれからが本番!
ぜひ次巻(こそ)も読んでください!!
全てを知ったフェリクスが、己の幼い清らかさと弱さを
長い時間(片想い)をかけて、清諾併せ持った大人の(拗らせ愛と)心へ変化させるけれど…
ある意味誰より純粋な子供のルピアが、本当の成長を遂げるのはいつの日か
ジレジレウズウズ待ってますぅ
他の登場人物たちもこれからどんどん魅力的になっていきます
作者様は、どちらかといえば淡々とした優しげな語り口なのに
人物が生き生きとして温度を感じます
次が気になって一気に読み進めてしまいますよ!
そして再読しちゃう素敵な作品
おすすめです
泣いた
ほっこりするお話だなぁと思っていたら、途中からの怒涛の展開にちょっとアワアワしました。
なんて切ない…!(号泣)
ラストのルピアの覚悟が一体次巻にどう影響するのか超気になります。
明るくいようとする清廉な生きもののそばには清廉なものが集まるのだなぁとしみじみしました。
ルピアが幸せになりますように…!
Posted by ブクログ
あああああああ大変ですね。゚(゚´ω`゚)゚。
先にコミカライズを読み、まだ平和なところで政略結婚とは言えども順調に愛を育んでほのぼのと幸せそうなルピアとフェリクスを見守っていたら後半で一気にどん底までたたき落とされて涙に暮れてます。。。
過去いろいろあり虹の女神を信じているフェリクス様を思うと責められない部分も多少...はあるのかもしれませんが、彼が身代わりの魔女のことを信じていなかったことがこんなにも重大な出来事に繋がるとは1ミリも思っていなくて、衝撃でした。
母国で家族に愛され大切に育ったルピアにとって愛する人に信じてもらえず冷たい態度を取られることはとても悲しく心を折ってしまうには十分な状況だと思います、、、バド様、番外編で出てきたイザーク様がスターリング王国に到着する日が待ち遠しいです。
そしてフェリクス様は海よりも深く死ぬほど後悔して欲しいですね...!!
恋をしてからひたすら一途にフェリクス様のためを思っていかなる時も我が身を犠牲にして力を使い続けたルピアを思うと切なさが溢れます( இ﹏இ )
彼女がたっぷり愛される所を早くみたいですね。
本編が大変なところで終わったので弟妹たちと仲良し番外編や白雪姫なSSが優しく温かでほっこりしました♡
喜久田ゆい先生の幻想的で繊細なイラストが世界観にピッタリで解像度上がりまくりでした⟡.*
号泣っ
溺愛ルートのファンで、こちらはどうかな〜と軽い気持ちで読み始めたのですが、心、貫かれました。
甘く見ていました。こんなお話だったとは。
ひたすらハッピーで読みやすいと思って楽しく読んでいたら、後半胸えぐられるような。涙で読めないよ。苦しくて切なくて。参りました…っとしか。もうこの作品の世界の虜です。
うっ・・・辛い。。誤解しても仕方ない状況とはいえ、こんなにみんなで寄ってたかって追い詰めなくても。。。
宰相や側妃候補の独断専行な気がしてならないけど、この後の展開が気になりすぎるよー!!
匿名
辛い
好きで好きでたまらない人に誤解されたまま、疑うこと知らない無垢なヒロインが、それでもヒーローの身代わりとなる。この先どうなるのか。2巻が楽しみです。