【感想・ネタバレ】後宮の黒猫金庫番のレビュー

あらすじ

大雅国には伝説の女官吏がいる。
通称「黒猫金庫番」。華奢な体に黒い衣を纏い、琥珀に光る瞳で不正を見逃さなかったという――。
将来そう呼ばれるとはつゆ知らず、蔡月花は見合い話に頭を悩ませていた。
相手は若き天才、戸部尚書の柏偉光。
超のつく貧乏貴族の月花とは釣り合わないし、必死に立て直した家業もやっと軌道に乗り始め、結婚はしたくなかった。
断り切れず迎えた見合いの当日。月花は小銭を追って馬車から飛び降り「私、お金が大好きなんです!!」と本性をさらけだすも「規格外のご令嬢」と偉光に気に入られ……?

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期待以上でした

後宮小説とはいえ、結構中身は今風の部分はありますが、そこはファンタジーということで楽しく読ませてもらいました。
数字に強い主人公というのは他にもありますが、生活感たっぷりで、また家族も元気に生活感いっぱいというところがほんわか暖かい雰囲気を作り、ハラハラドキドキ、腹黒い話になっても明るいテンポが崩れません。そこがこの作品の魅力の一つかな?と思います。
主人公と周りの人の関係性がこれからどうなるか楽しみです。さて、続刊を読もうかな?

#ほのぼの #ドキドキハラハラ #スカッとする

0
2024年12月03日

Posted by ブクログ

実家の店舗を切り盛りしていた極貧名門貴族令嬢が上級官吏と見合いさせられ、遠回しにお断りの為、秀女試験を受けたら後宮官吏に採用
妃嬪の浪費を半額まで切り詰めるようにと宣言され奮闘する中華風ミステリー
死人は出ません

ライチの食べ方が分からず、種を飲み込んで器官の痛さに涙するヒロイン初めて
飲んでた紅茶吹くとこだった(笑)

目新しい人間関係や謎は無かったけれど、誘導推理させられる場面や、ゆっくり近付く見合い相手との関係が良かった

2
2022年12月25日

Posted by ブクログ

月花の銭に対しての思いが凄い
物流銭の流れだけで問題を解決してくなんて
妃嬪達の話もちゃんと向き合って舞いまで踊らせるなんて凄いなぁ〜

0
2024年05月09日

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