あらすじ
最終章、暴かれる「毒母」の壮絶な過去!
祈里を家に縛り付けていたのは、横暴な父では無く優しい母だった…!
衝撃の事実に打ちのめされ、家に軟禁される祈里。
しかしそこに、日向が事故に遭ったという知らせを聞き、祈里は勇気を振り絞って家を脱出する。
祈里を止めようとした母は重傷を負い、そして日向に全てを語り始めるーーー
母の愛を歪めたのは一体何だったのか。
その愛はどこへ向かうのか。
祈里編、ついに完結!
感情タグBEST3
壮絶…
虐待はこうやって鎖のように続いていくんだ、と考えさせられました。
日向のような手を差し伸べてくれる人がいたら、きっと、鎖は切れたのに…。
これから先、もしかしたら祈里も子供に対して悪い感情がわいてしまうかもしれない、その時に日向はちゃんと支えてくれる、と信じています。
まさに狂気
母親の愛情と狂気は紙一重なのか…?
娘に執着しすぎる母親にゾッとする。
祈里にとっては、日向という救いの手があって本当に良かったと思う。多少の後悔はあったとしても…
尾崎さんの作品好きです!
尾崎さんの漫画、こってこての恋愛ストーリーでもどこか共感&考えさせられて好きです。今回のは恋愛というより負の人生を生きてきた人達の連鎖で重かったけど、それでも楽しませて頂きました!
匿名
なかなかに壮絶…
ヘビーな内容で考えさせられますが、主人公が素直に育ってること、日向くんというよき理解者がそばにいて守ってくれることが救いです。
全ての子供たちが心身ともに健やかに生きられる世の中になって欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
〜抜粋〜
新しい生命に触れた瞬間
そこにあったのは
生の喜び 命の輝き 希望
そんなものではなく強烈な死の影
私は今、ある種 生命としての役割を終えた
新しい生命が光ならば、照らされる母自身は、
世代交代による濃厚な死の闇を自然と感じとるのであろう。
それは、生命のめぐりであり自然なのだ。
個体のしがらみなどなく、生きていく。
この主人公の思いもまた、めぐるのかもしれない。
前半は、こういう系統の事に関心がある人には、容易に想像できたが、結末の思いのまとめ方は想定してなかった。
とても感慨深いマンガだ。
うーん
なるほどね。
虐待は繰り返す。
それがあの母親を作った原因か。
それにしても壮絶な虐待だな。同情の余地は、あった。さすがに。
ああなるとやっぱり誰にも相談できないものなのかな。子供の時に親から逃げ出すことはなかなか難しいんだろう。だからこそ誰かの助けが必要なんだ。
いかに周りの目が大事か。こんなにも人格を奪ってしまうほどの苦しみを子供に与えてはいけない。
こういうことって残念ながらなくならないんだろうと思う。
それでも祈里のようにまっすぐ育つこともできるのだから、周りの大人がちゃんと気にかけてあげたいですね。
重たいけど気付きの多い作品です。