あらすじ
「魔法なんて使えなくても俺はユノが好きだよ」
実家を勘当され王宮で侍女となったユノ。
そこで仕えることになった王子は――かつて唯一の支えであった初恋の人・ディルクで!?
さらに、ユノが王宮で起こった問題を解決し、聖女の力を持つことが判明!
次第に自分の価値に向き合い始めたユノは、今度こそ彼に想いを伝えることができるのか――
心優しい聖女と、素直になれない王子が描く、両片思いシンデレラストーリー!
【電子書籍限定 特別エピソードを収録!】
電子書籍には、本編の後日談となる書き下ろしエピソード「カロリーヌからの贈り物は」を収録。
カロリーヌがユノに託した贈り物を前に、ひとり大混乱のディルク。その理由とは……?
感情タグBEST3
匿名
ホッとした
自分は人より優れていない!家族からも卑下されてしまうとその場所、家庭に居場所がなくなるしいたくなくなる!出た先がホッとする場所でよかったし自分にも出来ることがある!て自分に自信がついてきてよかった!人からもらった温かさを今度は自分が他の人に温かさを運べるといいなー!
母親と妹からの蔑みにより自信を失っているユノ。そんなユノが魔具と呼ばれるものを浄化できる能力があることが発覚。他人に優しいユノらしい能力でした。この能力はユノの性格もなければ魔具の浄化なんかできなかったでしょうね。幼馴染のヴォルクとも互いに思い込みが強いのでずっとすれ違い。互いの気持ちを伝えられてからのエピソードももっと欲しかったな。
モヤっと
事情があってお互いに終わったと認識している恋が再会することで再燃するお話でした。忘れられない恋の引きずり方にモヤっとしました。
惜しいかな?
コミックからです。
盛り上がりに欠ける。もっと面白くなりそうだけどアッサリ終わり?
昔あったアメリカドラマ、『ゴースト 〜天国からのささやき』みたい。
物の記憶から死にきれない人を転生させる。
もしかして続くの?と思いましたが、そうでも無い。
小説より、コミックの方が良いかも。
気持ちの良いお話でした
魔法の名門貴族に生まれながら、一人魔法が使えないために虐げられていたユノとちょっと鈍感なところのあるディレク。幼い時にすれ違った二人は、再び再開したものの、交わることなく離れて行こうとしましたが、ひょんなことからユノに聖女の魔力があることがわかって、というお話。振られたと思い込んでいるディレクが、それでも真実を突き止めてくれて良かったです。実家の二人は、放っておけばそのまま没落するでしょうし。妹もどこかの下働きに行けば、自分たちが何をしてきたかわかるのではないかなと思います。この先、主役の二人がゆっくり愛を育んでいくだろうことが予想できて幸せな気分になりますね。
両片想い
コミカライズを読んでヒーローのヒロインに対する態度にモヤッとしてしまい先が気になり原作購入しました。
相変わらずヒーローのヒロインに対する態度がモヤッとしたりはしますが、長い間拗らせていたんだと納得することにしました。家族のせいですれ違った両片想いのストーリーでした。魔具を一つ浄化するごとに少しずつ距離が縮まり最終的には誤解も解けて無事にハッピーエンドでした。
ちょっと物足りないかな
虐げられられたヒロインがチート能力があるパターンはよくある…その能力が開花していろいろ解決していく過程はストーリーの一部としては面白いが、すれ違いと称して、ヒーローとの絡みがあまりなく、またヒーローのくだけすぎる言葉遣いにちょっと違和感もあったりして…繰り返しは読まないかな…