あらすじ
死神と没落華族令嬢の和風婚姻ファンタジー
没落華族令嬢が生贄として嫁いだ先。
それは愛を知らず、人を嫌う死神だったーー
帝都・小石川で紡績業を営む三条家のもとで働く没落華族令嬢の千鶴は、もともとは彼らよりも立場が上だったことから、日々嫌みや蔑みの言葉を投げつけられていた。
そんな中、街では病が流行り、次々と人々が“ある言葉”を残し、亡くなっていた。
「枕元に死神が立ったーー」
病を流行らせ死へと導く死神の怒りを鎮めるため、千鶴は「生贄の花嫁」に選ばれるが・・・
没落令嬢と死神の明治恋愛浪漫譚。
電子版にしかつかない、「コミックスの続きがわかるノベル試しよみ」収録!
感情タグBEST3
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匿名
人間と死神、交わらないはずの恋模様で、やはり切ないお話しでした。
主人公の優しさに触れ、少しずつ距離が近くなっていく感じが感情移入しやすかったです。
絵がきれい
千鶴の健気さ優しさに死神八雲さますでにメロメロって感じなんですけど!
玄関で冷えきって帰りを待つ千鶴を暖めるシーンは胸キュンでした
八雲さまのデレるところがもっとみたいです
人命は尊い
死神と主人公によって人々の黄泉への道が語られる。主人公他のキャラクターのやり取りも涙が出そうな場面もあり、日に日に主人公が死神の世界で確かな居場所を見つけていくのも嬉しい。
なんて素敵なの✨
八雲さま
素敵です✨
今まで想像していた死神さまとは全く違う。
むしろ神のような存在です。
八雲さまが導いてくださるなら黄泉も怖くないな。とさえ思いました。
千鶴も死神様もとても優しくて素敵です。自分がとても酷いおもいをしても他人を思いやる心を忘れないなんて…今までの話は切なすぎて、これから皆が幸せになれればいいと思います。
匿名
没落令状が死神に嫁ぐという、不思議なストーリーです。絵がきれいなので読み始めましたが、ストーリーととてもあっていて、静かに読み進めることができました。こんな時代なのでヒロインがすごく忍耐強いですが、それが全体的に内容を締めているように感じました。
ヒロインが健気で不憫でどうなる事かと心配しましたが、八雲様が本当は優しい方で共に幸せに暮らせて良かったです。八雲様のお仕事はなかなかに辛くて重いので、その気持ちに寄り添いたいヒロインの優しさに愛おしさが溢れる情熱的な八雲様に感動したのが二巻です。次巻からは新婚の二人の物語が続くようなので、益々デレた八雲様も読みたいと思ってます。
死神らしからぬ
浅彦が人の子のために料理まで覚えるなんて、なんて優しい。一之助がこの屋敷にくることになった訳がすごいきになります。