【感想・ネタバレ】死神の初恋～没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ～ 6のレビュー

朝比奈希夜 / 榊空也 / 千世トケイ

累計２５万部突破の明治婚姻ファンタジー！

士道の一件も落ち着き、
穏やかな日々を過ごす千鶴たち。

八雲と二人、
銀座へアイスクリンを
食べに出かけた千鶴は、
一人の男・吾野に出会うーー

吾野は千鶴の父が捕まり、
家族がバラバラになった
“あの”事件と深く関わりがある
人物だった。

“華族たるもの
人々のお手本とあるべき”。
お父さま、あの教えは
本当に正しいものだったのですか？
真っ直ぐな千鶴の心が揺れ始めるーー

様々な電子書店にてランキング入り！
止まらぬ人気で各巻大重版の
没落華族令嬢×死神の
明治婚姻ファンタジー、第六集！

[ぬぬぬ · ★★★★☆]

確かに、思う

ひとつの試練がやってきました。
彼女が悩むのも、そしてそんな自分を持て余してしまうのも、真実なんだと思います。
2人の死神の間で、彼女がどう決断するのか、静かに待とうと思いました。

[はる · ★★★★☆]

何が正解か彷徨う

今回も見事に色々な感情が揺さぶられました。親の子を慈しむ心。何かの折にふと思い出す。大した出来事でないのだけど、やっぱり確かに大切にされたという記憶は人を育む。しみじみ思う。

反対に後半は苦しい。復讐することはよくないと頭では分かっているはずなのに、そのために負った辛い体験が理性を抑えることが難しくさせる。

＃切ない ＃深い ＃共感する