舞台ははるか昔、古の北祇の国の後宮。
主人公はジト目ギザ歯でぼっちの王花鈴(おう かりん)。
彼女の父親は超絶美形で拷問・暗殺は当たり前な残虐非道の極悪文官・王皓(おうこう)だったのです。
後宮の宮女見習いとして入った花鈴ですが、父の悪名が高すぎて、誰もが恐れ近寄ってきません。
そんな状況にもめげず後宮で友達を作ろうと頑張りますが、事態は思わぬ方向に進み…!?
友達が欲しいだけの花鈴。それなのに謀略家の父の印象が強すぎて花鈴も諜報・謀略をしていると誤解をされ、誰も花鈴の話を聞こうとしません。
花鈴が良かれと思ってやることが、逆に怯えられる結果になるのが不憫に感じます。
それでもめげない花鈴の姿は、ちょっと滑稽でありながらも応援したくなります。
この物語はそんな花鈴の頑張りを面白おかしく描くのかと思いきや、それだけでは終わりません。
舞台は陰謀渦巻く後宮…。とある事件が起きるのです。
後宮の人員の顔を一通り記憶していた花鈴は、ふとした違和感に気付き皇帝暗殺の間者に気付きます。
父から暗殺の英才教育を受けてきた彼女は見事間者を退治してしまうのです。
また病弱の少年皇帝・暁星との運命的な出会いによって、花鈴の気持ちが変化します。
「めげない、あきらめない」の強い心で友達はできるのか!?
そして、陰謀渦巻く後宮で皇帝を守り切ることができるのか!?
後宮を舞台にした作品は人気が高く作品も多くありますが、その中でもドキドキハラハラできる注目の作品です!
ミステリー要素を含んだ作品となっていますので、『薬屋のひとりごと』がお好きな方に是非読んでいただきたい作品です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年08月01日
暗殺家業を生業とする家に生まれた主人公。
友達の1人もおらず、家から出たいがあまりに後宮へ行きたいと父に申し出る。
ぼっち気質な主人公が、後宮で友達つくりたいなーと思いながら事件に巻き込まれつつ過ごす話。
後宮ならではの陰謀が交差するなか。
優しくしてくれた皇帝のために、身に染みついた暗殺術で密...続きを読むかに活躍していく。
めっちゃ面白いし、独自性ある。
続きが気になるお話。
続きも多分見ると思う。
いろんな後宮ものを読んできましたが、主人公の宮女が戦うのは、かっこいいと思います!
今後、主人公と皇帝がどんな風に距離を縮めていくのか、主人公に宮女の友達ができるのか、注目です。
極悪非道で悪名高い父親の影響と、父親譲りの目つきの悪さによって友達が全くいない主人公、王花鈴。
友達が欲しい!という健気な願いを胸に宮中使えをするが、周りには誤解されまくりの日々。弱気にも関わらず、敵対した時の腕は最強。まさにギャップがすごいです。
これからもその健気な姿勢でぜひお友達を作っ...続きを読むて欲しい!彼女の暗殺能力がこれから友達作りにどう関わっていくかも楽しみです。
皆から嫌われているのに、それでもめげずに友達づくりをしている姿は、健気でそれでもハラハラしながら見ることが出来て楽しいです。
これからの展開もどうなるのかが気になって仕方がないです。
タイトルにもある通り、後宮のドロドロにまつわる話なんだけど、主人公がぼっちなのにもめげずに健気に頑張っている様が時に面白おかしく描かれていて、とても面白い。
父
匿名 2023年11月09日
悪辣非道で名の通っている父の元から逃れる為、後宮で働く娘、花鈴。仲良くお喋り出来る友達が出来るかと日々、頑張るも父の悪名があまりにも大きく、なかなかうまくいかない。笑顔が怖可愛い(笑)
よくある後宮ものですが、主人公のキャラが立っていて非常に面白い作品です
今後が気になる展開でアニメ化しそうな予感
夢見がちな主人公
匿名 2023年03月05日
主人公が夢見がちなのが、読んでいてほっこりする。
「気に入られちゃうなァ」「あこがれちゃうなァ」とか「仲良し後宮にするんだ」とか。
現実は辛い事もあるけれど、「めげない!諦めない!」って自分に言い聞かせ、頑張ってていい子。
「父のようにはならない!」って思ってるけど、陛下や同僚の女...続きを読む官・自分のため、父に教え込まれたものを使う事に。
自分に対して普通に接している女官を「おかしいこの人」って思うもの、何だかちょっと悲しい。
暗殺能力に特化したどことなくき〇たんっぽい主人公が、後宮のごたごたに巻き込まれていく。「薬屋のひとりごと」の人気以来、後宮がテーマのマンガが多いが、本作は「薬屋」の単純なコピーにならないようにキャラ設定等はちゃんと工夫されている。今後の展開に期待。
ただただ友達が欲しく、楽しい日々をおくりたいだけなのに、周りから勘違いされ更にキナ臭いいざこざに巻き込まる。しかし仕込まれた暗殺スキルで解決するが、、、仲間との溝は中々埋まらない。面白ろ楽しい。
女官が上流階級のお嬢様はよくある話としても…
実はどうも「暗殺者」を暗殺する「女官のお嬢様」の
模様です。
まだ一巻では謎が多すぎます
Posted by ブクログ 2022年02月11日
極悪非道悪徳文官の父に仕込まれた暗殺術と悪巧みスマイルが曲者感あるけど、心根が真っ直ぐでめげないあきらめない心を持った正統派ヒロインで応援したくなる花鈴の活躍と友達づくりがこれから楽しみ!
緒里先生の中華な美形を拝めるのも幸せだ~~~