あらすじ
悪女と呼ばれた亡き母の真実に花鈴が迫る!
父と兄がひた隠しにする、花鈴の母の存在。
母が後宮を惑わす「悪女」と
呼ばれていたことを知り動揺する花鈴だが、
母の旧友・皇甫伯姫の話を聞き
後宮での新たな自分のあり方に気づくことに…!
さらに、今集は陛下と邂逅…!
母の真実を知り前を向く花鈴に、
陛下の心は乱され
二人にすれ違いが生じ始めるーー!?
花鈴の不器用さ、ぼっちさが冴える!
全巻怒涛の重版ラッシュの話題作、第7集!
舞台ははるか昔、古の北祇の国の後宮。
主人公はジト目ギザ歯でぼっちの王花鈴(おう かりん)。
彼女の父親は超絶美形で拷問・暗殺は当たり前な残虐非道の極悪文官・王皓(おうこう)だったのです。
後宮の宮女見習いとして入った花鈴ですが、父の悪名が高すぎて、誰もが恐れ近寄ってきません。
そんな状況にもめげず後宮で友達を作ろうと頑張りますが、事態は思わぬ方向に進み…!?
友達が欲しいだけの花鈴。それなのに謀略家の父の印象が強すぎて花鈴も諜報・謀略をしていると誤解をされ、誰も花鈴の話を聞こうとしません。
花鈴が良かれと思ってやることが、逆に怯えられる結果になるのが不憫に感じます。
それでもめげない花鈴の姿は、ちょっと滑稽でありながらも応援したくなります。
この物語はそんな花鈴の頑張りを面白おかしく描くのかと思いきや、それだけでは終わりません。
舞台は陰謀渦巻く後宮…。とある事件が起きるのです。
後宮の人員の顔を一通り記憶していた花鈴は、ふとした違和感に気付き皇帝暗殺の間者に気付きます。
父から暗殺の英才教育を受けてきた彼女は見事間者を退治してしまうのです。
また病弱の少年皇帝・暁星との運命的な出会いによって、花鈴の気持ちが変化します。
「めげない、あきらめない」の強い心で友達はできるのか!?
そして、陰謀渦巻く後宮で皇帝を守り切ることができるのか!?
後宮を舞台にした作品は人気が高く作品も多くありますが、その中でもドキドキハラハラできる注目の作品です!
ミステリー要素を含んだ作品となっていますので、『薬屋のひとりごと』がお好きな方に是非読んでいただきたい作品です。
感情タグBEST3
花鈴…なんとも健気でかわいすぎました!
かわいいのに頭がまわり、周りを救っていく様がとてもよかったです。
陛下とのすれ違いにドキドキしましたが、仲直り?できてよかったです!
ゆったり
暮らせないね。頑張るね。それでこそ。今度こそ母の意をついで、その上を行くように。がんびってもらおう。前向きなかりんが大好きだな。
おもしろい!
無料で2巻まで読んだ後、昔夢中になって読んだ漫画と同じ方の作品で驚きました。今回の作品もとても面白く、既に続きが楽しみです。