【感想・ネタバレ】ホテル・メッツァペウラへようこそ １巻のレビュー

福田星良

フィンランド・ラップランド地方。
吹雪と共にやってきた、謎の刺青青年”ジュン”を迎え入れたのは
老紳士たちが営む小さなホテル”メッツァペウラ”だった。

新鋭・福田星良が確かな画力で描く、美しくも厳しい大自然と、
その中で生きる、温かい人々の物語をお楽しみください。

[ブクログ · ★★★★★]

印象に残ったところ
•「礼儀正しく堂々としていなさい、そうすれば他人は貴方に余計な関心を向けません」
•「生き残っていくためには学び続けなければいけない、そしてお互いに助け合わなければ冬は越せない、それがこの国の人間の生き方です」

ジュンくんの過去、気になる。
クスタさんは一見厳しそうだけど、所々に優しさが滲み出てていい人だなぁと思った。
アードルフさんはいかにも優しそうだけど、実は結構厳しそう。
彼の言葉は彼の生き方や経験からか説得力がある気がした。

[匿名 · ★★★★★]

雰囲気がいい

最初の数ページ見ただけで、あっこれ面白いやつだってなりました。
やさしい出来事だけじゃないからこそ登場人物のやさしさや温かさが伝わってきます。

[YASU104 · ★★★★★]

謎大きい青年がたどり着いた宿

謎が多そうな青年がたどり着いたホテルは、山の中の小さなホテルでした。そこにはちょっと乱暴な言い方だけどとても優しい料理人と、物腰はとても穏やかだけど屈強な元軍人の支配人兼ホテルマンの二人だけで運営してました。そこへたどり着いたのはこの世で１人きりのヤクザに育てられてた１７の青年。これから何が始まるか期待です。

＃ほのぼの ＃癒やされる ＃カッコいい

[うまこ · ★★★★★]

こーれーはー！
また素晴らしい本に出会ってしまった〜！
フィンランド、ホテル、イケメン3人とか…贅沢すぎる♥
風景や食べ物、小物一つに至るまでものすごくド・ストライクです！
ジュンくんの今までもアーノルドやクスタの過去も気になるけど、これからの出会いも楽しみですー。

＃癒やされる ＃エモい ＃萌え

[RN · ★★★★☆]

　もっと読みたいと思わされた魅力が、一体どこにあるのか判らないくらいド嵌りしました。群像劇とでも言うのでしょうか。久々に佳き物語を繊細な筆致の絵で拝読出来るコミックに出会えました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

17歳でたった一人で真冬に外に佇む日本人
というだけでも不気味なのだが、更に立派な刺青があり
自分の傷にも無頓着と設定が盛り盛り。
あまりお客さんが来ていない様子だけれど
普通にやっていけていそうなホテルも謎だし
続きが気になって読み進めてしまう。
少しずつ事情が明かされていくのも良い。

警官であるエンマを警戒しているのは、単に
刺青になにか言われると思っただけなのか、もっとなにかあるのか。
傷ついている彼女を見て、
甲斐甲斐しく話を聞いて世話を焼く姿が可愛らしかった。

ハーフだというのには驚いたが、だからこの国に来たのかと成程と思った。
母親に会いに来たが会いたいと真っ直ぐに思える関係ではないといった感じか、
母親の生まれた国を見たかったのか。

ジュンが勝手な行動を取ることも多いが
無頓着さの表現と思えばそこまで不可解でもない。
恩師の死を思い出してお客さんの自殺を止めたいと思ったのも理解できる。

先生が元軍人というのは納得がいくものがあった。
自衛隊イメージだが、軍人さんならベットメイクは
上手で早いのではとは思ったが。

施設育ちで下の子達の扱いに慣れている描写も好きだった。

[カラり · ★★★☆☆]

謎が多い

フィンランドのプチホテルで働くことになった日本人のジュン。
17歳なのに全身に刺青入りで訳ありっぽいけど、母親探しかな？