あらすじ
「死んだらお父さんに会えると思ったら、死ぬのも怖くなくなった」それほどまでに父を深く愛していた母に、娘は憧れさえ抱いていた。この人だと決めたら迷いなく一生ついていく。子どもたちにとっては優しく愛情深い聖母のような存在。だったのだが…通夜に訪れた、ある「老弁護士」が描く母の姿は…。夫婦の計り知れない愛の深淵が今、明らかに…!?
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主人公の榛花(はるか)は弟とその奥さんからすると、気が弱くて夫から奴隷のように扱われている女性。母親ですら彼女のことを離婚すらできないかわいそうな子だと思っている。ある日母親が足を骨折し、介護と実家の家事が当然のように榛花に押し付けられようとしていた。そんな彼女を救ったのは、夫である一広の意外な言葉で…。
人の目に見えていることがすべてとは限らない。見方が違えば見えるものも違うし、考え方が違えば見ているものの解釈も違う。人を本当の意味で理解することの難しさに頭を抱えます。思い込みや先入観が邪魔をして、人や状況が正しく見えていなかった、相手のためを思ってしたことが実は相手を傷つけていた、そんな経験は誰しもあると思います。この作品を読むことが、フラットに人や物事を見るための糸口になるかもしれないと感じました。
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